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ランナー向け、家でできるランニングの筋トレ(腹筋、背筋、腕立の基本3種)

2020年4月12日

マラソンにおいて、筋トレは非常に重要です。マラソンのトレーニングになると、ランニングばかりに重きを置かれがちですが、軽くでいいので、筋トレをしておくと、痛みの軽減などに繋がり、楽に走ることができます。

そんな中、いろんな筋トレがあると思いますが、今回は、筋トレの王道、腕立て伏せ、腹筋、背筋の効果について、解説していきます。新たな動作を覚える必要の無いオーソドックスな筋トレなので、ご説明していきます。

背筋・バックエクステンション

この3種の中で、1番重要なのは言うまでもなく、背筋です。英語名では、バックエクステンションといいます(以下、背筋)。

背筋を鍛えると、上半身の体幹が鍛えられ、腰痛が大きく軽減されます。背筋をやっていると、日々のランニングが楽に感じると思います。

背筋をやる上で大事なことは、お腹に力を入れること。お腹に力を入れることで、骨盤の安定性を保ち、安定した背筋をすることができます。

お腹に力を入れずにやると、背中を反り過ぎてしまい、かえって、背筋を痛めて、腰痛を引き起こしかねません。

そこで、ポイントは2つ。

  • おへそを意識する
  • 顎を引く

おへそを意識して、腹圧を高めることを意識して下さい。(お腹をダルんとさせない)そして、顎を引くことによって、お腹に力を入れやすい体勢にします。
それをすることによって、効果の高い安定性のある体幹づくりができます!

15回を3セットくらいがベストでしょう。

腹筋・クランチ

その次に、重要なのが、腹筋です。

腹筋は、体幹が安定してブレなくなるという点では、背筋同様、上半身の体幹を逆側の筋肉として非常に大事です。
腹筋にはもう一つ大きな効果があって、それが推進力を生むことです。

当然、脚が地面を蹴って、推進力は生まれますが、地面を蹴っているのは、脚だけではなく、全身です。地面を蹴る動作において、上半身では腹筋は大きな役割を担っているので、腹筋を鍛えることによって、脚の負担を軽減し、前への推進力を高めることができます。

マラソンにおける腹筋のポイントは1つ

肩甲骨をあげて、ヘソを見に行く程度で終える

この程度の角度で止めます。
そして、おヘソをみる。

上半身膝につくくらいまでやる必要はありません。腰椎を痛める要因となってしまうため、しっかりとへそ周りを意識して、お腹に力を入れることが重要です。

こちらも、15回を3セットくらいがベストでしょう。

腕立て伏せ・プッシュアップ

最後が、腕立て伏せですね。腕振り強化と体幹を鍛えることができます。

腕振りは、脚を動かすアクセルになります。特に30キロを過ぎる終盤では、脚に力がない状況だと、腕振りを意識すると、最後のスパートを加速させることができます。

この腕振りですが、正確には肩甲骨から動かすので、動く部位は腕だけではありません。

なので、この腕立て伏せというトレーニングは、肩甲骨を動かすので効果を発揮します。

腕立て伏せをする際のポイントは、3つ

  • しっかりと肩甲骨を動かすことを意識する
  • 胸と顎を地面につく直前まで深く行う
  • お尻を出さない、背中も真っ直ぐを意識
肩甲骨を動かすことを意識しましょう。

腕立て伏せは、10回を3セットくらいですね。
腕立て伏せが難しい人は、膝をつけて、上記の動作を守ればOKです。

まとめ

  • 背筋、腹筋:15回を3セット
  • 腕立て伏せ:10回を3セット

週に3回くらいやると、劇的にランニングが楽に感じると思います。

前はあそこ痛かったのになというのが、なくてなっていきます。

最後に、筋トレの基本

あと、最後に、筋トレの基本ですが、連続で、短時間で終わらせることがマストです。

ダラダラやっても、筋肉に負荷がかからず、時間を浪費するばかりで、全く効果がありません。

筋トレは、いかに負担をかけて、刺激を与え、超回復を誘導するかが重要になるので、短時間で筋肉を疲労させること意識しましょう。

以上です。今回は、新たな動作を覚える必要の無いオーソドックスなマラソン向けの筋トレの解説でした!

  • この記事を書いた人

Taka

神戸在住、31歳男子。 ランニング歴は9年くらい。やっと2019年に再開。それでも、マラソンはちょこちょこ継続してやっていて、ベストは3H29M。明るく元気にポジティブに生きています。 ゆるーく続けながらも、中級者程度の実力はあるので、ゆるーく楽しくやっていくという人にとって良い情報を共有できたらいいなと思ってます。 トライアスロンもやってるので、その辺りの情報も共有しますね。トライアスロンについては、初心者の域を超えていませんがー。

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