みなさん、スパイスカレーは好きですか?
私は大好きです!インドやスリランカへ行って、毎日カレーを食べ歩いたほど、大好きです。そんな大のカレー好きのハイカーとしては、山で本格的なスパイスカレーを食べたい!と思うのは当然のこと。
そこで今回は、山で本格スパイスカレーを作るために必要なカレーのタネとなる、「グレイビー」について紹介します。
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カレーのタネ「グレイビー」とは
そもそも山での調理は、材料や器具が少なく、調理時間が短いことが大切です。スパイスカレーは、たくさんのスパイスを使ったり、炒めや煮込みの時間が長かったりと、山で作る料理としては不向きに思えます…。
しかし、そんな懸念を解消する方法があったんです!それが、料理研究家の印度カリー子さんが紹介していた、「グレイビー」をあらかじめ作り置きしておくというもの。
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グレイビーは、カレーの基本になるスパイスやうまみを凝縮したカレーのタネというイメージ。これを家で作って山にもっていけば、そのほかの材料は少なく、短い調理時間で本格的なスパイスカレーが完成するんです!
このグレイビーを参考に、私も家でカレーのタネを作り、クッカーを使ってスパイスカレーを作ってみました。すると、こんなに簡単に、こんなにおいしいカレーが作れるのか!と感動の出来栄えだったので、今回はまず、このタネの作り方をご紹介したいと思います。
カレーのタネレシピ
材料(4食分)
玉ねぎ…2個
トマト…2個(トマト缶1個でも可)
にんにく…2かけ
生姜…にんにくと同量
サラダ油…大さじ1
【スパイス】
クミン…小さじ2
ターメリック…小さじ2
コリアンダー…小さじ2
カイエンペッパー…小さじ1〜2
※辛さのもとなので、お好みで調整。
塩…小さじ2
作り方
①まずは下ごしらえ。玉ねぎ、トマト、にんにく、生姜をすべてみじん切りにしておきます。
②サラダ油をひいて熱したフライパンに、細かく刻んだにんにく、生姜を香りが出るまで弱火で軽く炒めます。
③玉ねぎを加えて強火にし、全体が焦げ茶色になって水気が飛ぶまでひたすら炒めます。このとき、フライパンに付くこげをこそぎ落として混ぜ込みながら炒めましょう。
④トマトを入れ、強火のままさらに炒めます。トマトの形がなくなり、水気が飛んでまとまってきたらOKです。
⑤弱火にして、クミン、ターメリック、コリアンダー、カイエンペッパー、塩を加え、混ぜ合わせながら炒めます。カレーらしい良い香りがしてきます。1分くらい炒めたら完成です!
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保存方法
冷蔵で1週間、冷凍で1ヶ月は持つそうです。タッパーやジップロックなどに入れて保存しておけば、いつでもカレーが作れますね。冷凍にする際は、1食分ずつに分けておくのがおすすめです。
山に行くときには、作る分だけをジップロックなどに入れて持ち運びましょう。
いざ、タネを使ってカレー作り!
さて、このカレーのタネを元に、具材やスパイスなどを加えることで、多種多様なカレーを作ることができます。山で本格的なスパイスカレーが食べられるなんて、わくわくしますね!
このタネを使い、実際に1人用クッカーでスパイスカレーを作ってみました。その作り方についてもまとめているので、ぜひご参考にしてください。