カレーでパフェ!どういうこと??と思われるかもしれませんが、要するにカレーをパフェ風に盛り付けてみた!ということです。
なぜカレーでパフェ?
パフェは私が大っ好きな食べ物の一つ。
パフェの語源はフランス語の「パルフェ(Parfait)」だと言われています。英語にすると「パーフェクト(Perfect)」、つまり「完璧な」という意味ですね。確かに、パフェは見た目も味も完璧な食べ物だと思います。
一つのグラスの中にいろんな味や食感が詰まっていて、別々で食べたり、一緒に食べたり、いろんな楽しみ方ができます。しかも味覚だけでなく視覚も楽しませてくれるのがパフェ。まさに食べられる芸術です!(言い過ぎでしょうか…)
そしてこれは、スパイスカレーとも共通するのでは!とふと思い立ったのです。特に私が好きなスリランカカレーは、一つのプレートの中に数種類のカレーや付け合わせが盛られています。いろんな味を楽しめ、見た目も豪華で美しいというわけです。
そこで、カレーもパフェのようにグラスに盛れば、普段とは一味違う楽しみ方ができるのではと思い、カレーパフェを作ってみることにしました!(前置きが長くなってすみません)
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カレーパフェのつくり方
設計図
今回私が考えたカレーパフェの設計図がこちら。下から順にご説明します。
揚げワンタン
パフェといえば一番底にはコーンフレークというのがお決まりですよね。カレーなので、コーンフレークの代わりに揚げワンタンです。よく中華料理やタイ料理で見かけるパリパリした、食べ始めると止まらなくなるやつです。
麻婆カレー
そしてその上に、揚げワンタンと相性が良さそうな麻婆カレー。
ターメリックライス
次に黄色が映えるターメリックライス。パラパラの方がスプーンが入りやすいので、うるち米ではなくバスマティライスです。
納豆とオクラのキーマカレー
そしてその上に納豆とオクラのキーマカレー。せっかくなのでいろんな食感を楽しめるよう、ネバネバを加えます。また汁が下に落ちて見た目が崩れないよう、汁気の少ないカレーです。
甘くないホイップクリーム
そして!パフェらしさを出すホイップクリーム。カレーに合うよう、甘さは無しです。最後にミントではなくパクチーを添えます。
以上が私の構想で、これを元に実際に作ってみました。
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レシピ
揚げワンタン
揚げワンタンは中華食材屋さんなどにも売っていますが、作り方はいたって簡単。ワンタンの皮(シュウマイの皮)を1/4の三角形に切り、油でこんがり揚げるだけです。今回は少しでもヘルシーにと、少なめのオリーブオイルで揚げ焼きにしました。
麻婆カレー
ターメリックライス
納豆とオクラのキーマカレー
甘くないホイップクリーム
これは今回一番苦労しました。電動の泡立て器があれば簡単ですが、手動で泡立てるとかなり時間がかかります。作り方はシンプルで、生クリームをひたすら泡立て器で混ぜます。ボウルを氷水で冷やしながら作業をすると比較的早く泡立ちます。もっこりした形が出るよう、しっかり目にあわ立てます。
あとは盛るだけ
具材が全て用意できたら、あとはグラスに盛るだけです。今回はダイソーで見つけた200円のグラスに盛りました。グラスに入れる際、なるべく淵につかないよう慎重に入れると、後々の見た目が綺麗です。
初めの設計図にはありませんでしたが、スーパーで見つけた丸いモッツァレラチーズも美味しそうだったので盛りました。
完成したのがこちら。
イメージ通りにできました!
味は?
さて実食。
一番驚いたのが、ホイップクリームの相性の良さ!カレーと一緒に食べると程よくクリーミーさが加わり、まろやかな味わいに。普段のカレーにもぜひ取り入れたいと思いました。
また揚げワンタンの食感も抜群に相性が良く、上から下まで全部混ぜて食べると絶妙なハーモニー!まさに目指していたカレーパフェです。
ということで、初めて挑戦したカレーパフェは大成功!これはハマります。今後も違うカレーや付け合わせて作っていきたいと思います。