Running

ランナー向け、家でできるランニングの筋トレ(ふくらはぎ編)

2020年5月2日

今回は、前回のスクワットに引き続き、おうちでできる下半身トレーニングについて、ご紹介したいと思います。

下腿三頭筋(ヒラメ筋、腓腹筋)を鍛えるメリット

今回は、ふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋(かたいさんとうきん)と言われるヒラメ筋、腓腹筋を鍛えます。

この筋肉を鍛えることによって、

  • 血液循環を向上させ、疲れにくい体になる
  • 足がつってしまうことを防止
  • 後半での粘りのランの走力を上げることができる
  • 冷え性の改善(ランニング関係ないけど)

ふくらはぎは、第二の心臓と言われており、血液を下半身から上半身へ送り戻す大きな役割を担っています。
ふくらはぎを鍛えることによって、血液循環を良くし、疲れにくい体質にすることができます。

ランニングにおいては、後半のランニングの走力を上げることが期待できます。
ふくらはぎは、人によっては、とても攣りやすい筋肉になるので、それを防止することにも期待できます。

また、マラソンとは関係ないですが、血液循環を良くするので、冷え性を改善すると言われています。

優先順位でいくと、前回のスクワットの方が大事です。しかしながら、時間的・精神的・肉体的余裕があるのであれば、ふくらはぎを鍛えることをおすすめします。

では、ふくらはぎの鍛えるトレーニングを紹介します。

[adcode]

スタンディングカーフレイズ

単純につま先立ちの動作を繰り返すものになります。

スタンディングカーフレイズのポイント

  • 軽く前傾姿勢で行う
  • かかとを高く上げることを意識する
  • 勢いでやらない。ゆっくり。

以上の3つを意識して、

スタンディングカーフレイズのやり方

  1. 肩幅くらいの幅で地面に立つ
  2. 少し前傾姿勢で、かかとをゆっくり上げていく
  3. かかとを上げきったら、1秒間姿勢をキープする
  4. ゆっくりかかとを下ろす
  5. かかとが地面に着く前に、同じ動きを行う

スタンディングカーフレイズの行う回数・セット数

50回を3セットすると効果的です。
50回が厳しければ、30回から始めて、徐々に回数を増やしましょう。

つま先に重心がかかるように、前傾姿勢を意識して行うと、下腿三頭筋に負荷がかかり、効率よくトレーニングを行うことができます。

ドンキーカーフレイズ

椅子に手をついて、四つん這いになって行うカーフレイズです。前に体重をかけやすいので、ふくらはぎに負荷をかけやすいので、効果的です。
また、このドンキーカーフレイズは、片足で行ったり、加重ベルトをつけたり、パートナーに乗ってもらったりすることによって、負荷を上げることができます。

ドンキーカーフレイズのポイント

スタンディングカーフレイズのポイントと同じです。

  • ふくらはぎに負荷あるいはストレッチされることを意識する
  • かかとを高く上げることを意識する
  • 勢いでやらない。ゆっくり。

以上を意識して、

ドンキーカーフレイズのやり方

  1. 椅子に両手をついて、四つん這いになる
  2. 手足ともに肩幅程度に広げます。
  3. かかとをゆっくり上げていく
  4. かかとを上げ切ったら、1秒間姿勢をキープする
  5. ゆっくりとかかとを下ろす
  6. かかとが地面に着く前に、同じ動きを行う

ドンキーカーフレイズの行う回数・セット数

30回を3セットすると効果的です。
このドンキーカーフレイズですが、負荷をさらにかけていくことができます。
片足でやったり、加重ベルトを腰に巻くとさらに良い感じです。

マックスはパートナーに乗ってもらうことですね。でも、子供くらいがちょうど良いかも。。。

これは、二人も乗っている。しかも、女性に対して、男性2名!!
これはやり過ぎかもしれません。

[adcode]

まとめ

以上。

ふくらはぎに効くカーフレイズを2つ紹介しました。

どっちも意識して欲しいのが、

  • ゆっくりやること
  • セットが終わるまで足を床につけないことです。

マラソンにおいては、足がつってしまうことを防止することや後半30km辺りでの走力を上げることができるので、ランニングのトレーニングとして非常に効果的です。

あと、全然ランニングと関係ないですが、私は冷え性なので、冬の時期は意識的にカーフレイズをしています。

第二の心臓のふくらはぎを鍛えて、基礎体力を大きく向上させましょう。

  • この記事を書いた人

Taka

神戸在住、31歳男子。 ランニング歴は9年くらい。やっと2019年に再開。それでも、マラソンはちょこちょこ継続してやっていて、ベストは3H29M。明るく元気にポジティブに生きています。 ゆるーく続けながらも、中級者程度の実力はあるので、ゆるーく楽しくやっていくという人にとって良い情報を共有できたらいいなと思ってます。 トライアスロンもやってるので、その辺りの情報も共有しますね。トライアスロンについては、初心者の域を超えていませんがー。

-Running