さて、最終日。早朝の電車でジャイプールからデリーへ。所要時間は5時間半くらい。地図で見るとそんなに距離はないのに、インドは広いなーとつくづく感じます。インドの長距離鉄道も、これで3回目なので慣れてきて、ゆっくり過ごすことができました。
インド門
昼前にニューデリーの駅に到着。この日の夜の飛行機には乗らないといけないので、急いでデリーの観光です。やっぱりデリーは人が多い、空気も汚い…。さすが者とだなと改めて思いました。
この日、4日前にアグラで出会って友だちになった日本人がちょうどデリーにいて、同じくらいの時間の飛行機で日本に帰るということだったので、合流することにしました。友だちが泊まっていたホテルに荷物も置かせてもらえて、本当に助かりました。ありがたい。
あまり時間がなかったので、とりあえずインド門に見とくか!という安直な考えで、インド門へ。行ってみると想像どおり、普通のでっかい門でした。
というか、人と車の通りが多すぎて、ゆっくり見てられない。でもデリーの象徴ということで、一度は見れて良かったです。
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モーティーマハル
旅中に出会ったバックパッカーがよくおいしいと言っていたタンドリーチキンのラストランが「マーティーマハル」。これは絶対に食べたかった。
行ってみると、かなり雰囲気いい感じのレストラン。これは期待できます。
メニューはタンドリーチキンだけでなく、普通にカレーもありました。友だちと一緒に4本入りのタンドリーチキンのセットを2つと、カレーを注文しました。
普通のタンドリーチキンとの違いは、焦げ目。いい感じに焼き目がついていて、スパイスの香りだけでなく香ばしさもあって、たしかにめちゃくちゃおいしかったです。何本でもいけそう。ライムを絞るとさっぱり味変して、さらに食べられそうです。デリーに行く際はぜひお立ち寄りを!
旅のおわり🇮🇳
デリーの街をぶらぶら散策したあと、いよいよ帰国。友だちとも空港でお別れです。初日はどうなることかとすごく不安でしたが、終わってみるととにかく楽しくて、良い旅でした。
今回の旅は、よく耳にする「インドに行くと価値観が変わる」という言葉の真偽を確かめる目的もありました。たしかに、日本ではありえない光景や人々の生活に触れて、衝撃は何度も受けました。そして、分かっていたつもりでしたが、わたしが普段生きているコミュニティが、世界のほーーーんの一部でしかないということを身をもって感じました。
結果、価値観が変わったというよりは、以前よりは多少、いろんなものの見方ができるようになって、いろんな価値観を受け入れられる心のゆとりができた気がします。
また自分の生きている世界が全てでは無いと知って、少し気持ちが楽になった気もしました。
と言いつつ、わたしが今回見たもの、体験したことも、インドという国のほんの一部でしかありません。インドもそうですが、もっといろんなことを知りたいとつくづく思った旅でした。
そしてこの広いインドを回るには、6日間はあまりに短過ぎる。少なくとも3ヶ月はほしいところです。ただふつうに会社勤めのわたしにそんな時間はないので、また定期的にインドに行こうと思います。
おわり
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