見どころ満載で走りやすい鶴見緑地公園ランニングコース【大阪|1周2km 〜】

今回は、大阪４大緑地公園の一つ、鶴見緑地公園のランニングコース。
緑がきれいなだけでなく、モニュメントや池などなど見どころがたくさんあり、走っていてわくわくするランニングコースです。
園内を1周する定番のコースと、山のエリアにも足を伸ばす少し長めのコースのつを紹介します。

鶴見緑地公園とは

正式名称は、「花博記念公園鶴見緑地」。服部、久宝寺、大泉と並ぶ、大阪４大緑地の一つです。大阪市と守口市にまたがり、約126ha、東京ドーム約26個分という広さを誇ります。

1972年に広域公園として開園し、1990年には「国際花と緑の博覧会（花博）」の会場にもなりました。花博のパビリオンとして建設された「咲くやこの花館」には、日本最大の温室があり、世界中の植物を1年中見ることができます。花博の会場だったというだけあて、園内には大きな花畑や、バラ園、国際庭園などなど、見どころ満載の美しい公園です。

緑を楽しむフラットな定番コース【1周約2km】

公式の園内マップにも、「ウォーキング・ジョギングコース」として紹介されているコースです。
1周2.25kmで、全体的にアップダウンがほぼないフラットなコースで、道幅も広く走りやすいです。主に芝生や森の間を走り抜けるコースです。

スタートは中央通り

周回コースなので、どこからスタートしても良いのですが、今回は大阪メトロ鶴見緑地駅から公園に入ってすぐのところに見える中央通りをスタート地点として紹介します。まっすぐに伸びる並木が圧巻です。
ここから反時計回りに走っていきます。

「大池」沿いへ

中央通りを抜けると、「大池」に出ます。その名の通り大きな池ですが、木に囲まれ、水鳥もいてきれいな景観が望めます。この池の南側を池に沿って走っていきます。所々階段など段差があります。池を眺めてよそ見し過ぎるとつまづいてしまうのでご注意を。

森や芝生の間をランニング

大池を走っていくと、森があります。「子どもの森」「アーモンドの森」と名付けられているそうですが、その森の間の道を走っていきます。
そして森を抜けると、広い広い芝生に出ます。子どもが走りまわっていたり、犬の散歩をしている人がいたりと、休日は賑やかな場所です。木も芝生もきれいに剪定されているので、とても気持ちがいいです。

「咲くやこの花館」へ

芝生の間を走っていくと、「咲くやこの花館」が出てきます。ガラス張りの特徴的な施設と、その隣には「いのちの塔」という塔が立っています。この塔は、公園のあらゆるところから見ることができ、公園のシンボル的な塔となっています。ヤシの木もあり、少し異国のような雰囲気です。
「咲くやこの花館」ではイベントなどもよく開催されているので、ランニングの後などに立ち寄ってみるのもいいと思います！

「咲くやこの花館」の隣をそのまま直進していくと、初めの中央通りに戻り、これで1周です。

プチ探検が楽しめる山のエリアコース【1周約3.5km】

私は、上記の定番コースに加えて、園内の「山のエリア」と呼ばれる高台を走るのがおすすめ！
少し坂道を登らなければなりませんが、山のエリアには、風車や国際庭園など様々なスポットがあり、プチ探検しているような気分でとても楽しく走れます。

はじめに山のエリアを走り、後半は定番コースなので、ここでは前半の部分だけ詳しく紹介します。
ただし山のエリアは、開園時間が決まっているのでご注意ください。早朝や夜遅くには入れません。

【山のエリア開園時間】
●4月〜10月　9:00〜17:30
●11月〜3月　9:00〜16:30

中央通りをスタートして風車の丘へ

スタートは、定番コースと同じ中央通り。そこから大池に出たところを右折し、山のエリアに入っていきます。「山」と言うだけあって、ここから少し登り坂になります。とはいえ、道はきれいに舗装されていて、そこまで急な坂でもないので、走って登れます。ぐんぐん登っていくと、「風車の丘」と呼ばれるエリアがあり、大きな風車と花畑が広がっています。とっても綺麗なので、頑張って登る価値ありです！

花畑には、チューリップ、ひまわり、コスモスなど、四季によって様々な花が咲いています。この写真を撮ったのは1月ですがビオラがとてもきれいに咲いていました。

鶴見新山で園内を一望

風車の丘をそのまま道なりに進んでいくと、「鶴見新山」への階段が出てきます。山と言ってもちょっとした丘のようなところで、階段も数十段ほどしかなく、普段からランニングをしている方なら、難なく走って登り切れると思います。実際、走っている方もよく見かけます。

ちなみに鶴見新山は、標高39mで、大阪市最高峰の人工の山だそうです。

ここを走り切ると、「鶴見新山」の頂上。眺めが良く、すぐ下にはバラ園、その奥に大池、咲くやこの花館の「いのちの塔」など、園内を見渡すことができます。ちなみにこのバラ園も、バラのシーズンにはとてもきれいなので、階段を登る前に立ち寄ってみても良いと思います。

【バラの見頃】
●春 5月中旬～6月中旬頃
●秋 10月中旬～11月中旬頃

国際庭園で、まるで旅ラン気分

「鶴見新山」を登ってきた方とは反対側に降り、道なりに進むと、国際庭園があります。1990年に開催された花博で作られた世界各国の庭園を今でも見ることができるエリアです。植栽などがなくなっていたり、老朽化している部分もあり、当時のままではないようですが、それぞれの国ごとに空間が作り込まれていて、独特の雰囲気があります。

撮影スポットとしても人気なようで、私が走ったときには、撮影会をするコスプレイヤーさんたちをたくさん見かけました。

ここで紹介できるのはごく一部ですが、たくさんの国をテーマにした庭園があり、それを巡りながら走ると、あっという間に距離を走ってしまいます。これぞまさに旅ランかもしれません。

国際庭園からは、どんどん山を降っていき、山のエリアを出ると、定番コース（マップの赤線）に合流します。そしてはじめの中央通りに戻り、1周です。

少しの坂道ならへっちゃら！という方は、こちらの山のエリアを含むコースを走るのが断然おすすめです！

鶴見緑地公園へのアクセス

〒538-0036
大阪府大阪市鶴見区緑地公園２−１６３

大阪メトロ　鶴見緑地駅　徒歩すぐ

※駐車場あり

走ったあとは温泉で汗を流そう

鶴見緑地公園の入り口近くには、「水春」という大型の温泉施設もあります。ランニングのあとは、ここで汗を流すのもいいですね。
有料ですが、タオルやアメニティもあるので手軽に利用できます。

【入浴料金（大人）】
平日：850円
休日：950円

以上、鶴見緑地公園のランニングコースでした！花博の跡地ということもあり、その名残で様々な施設やモニュメントなどがあるので、楽しくランニングできると思います。また地下鉄の駅からすぐなのでアクセスが良いのも嬉しいポイントです。ちなみに駅前には、温水プールもあります。私は今後、トライアスロンのトレーニングに、ランニングと合わせて利用してみたいと思っています！

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