旅をすると、新しい発見や出会いがあったり、美しい景色に癒されたりと、日常とは違う世界に足を踏み入れる感覚に、わくわくします。
「走る」というシンプルな運動も、旅をするときのような好奇心を持つことで、より楽しむことができます。
毎日走る人、週末だけ走る人、気が向いたら走る人、人それぞれいろんなランニングのスタイルがあると思いますが、遠出をして知らない土地を走ったり、いつものコースでも、時間を変えたり、寄り道をしたり、いつもと違う角を曲がったり…少しの変化を加えることで、旅するようなわくわくした気持ちで走れます。
旅するランニングコース
旅をするような気持ちで走れるランニングコース。
街の中や自然の中、知らない道へと少し足を伸ばすだけで、ランニングの楽しみが増すかもしれません。
街を走る
いろんな建物やお店を見ながら走ったり、入り組んだ道をどっちへ行こうか考えながら走ったり、街の中を走るとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
水辺を走る
海辺や川沿い、湖の周りなど、水辺のコースはランニングの定番。景色を眺めながらゆったりと走れます。
緑の中を走る
緑がきれいな公園や、山や森の自然の中など、緑は癒しです。空気の澄んだ緑の中で走ると、心がリセットされるような気がします。
歴史の中を走る
古い街並みや、お城やお寺の中を走ると、いろんな好奇心がかき立てられます。まさに旅をするような感覚です。
せっかくなら旅先でも走ろう!旅ランのススメ
旅行や出張などで遠出をする際は、知らない土地を走れるチャンス。ぜひ少しでも時間を見つけてランニングを!
旅ランの魅力はたくさんあります。
非日常のわくわくを感じらる
いつもと違う道を走るのはわくわくするもの。これは旅先ならなおさら。普段のランニングよりも距離が短く感じます。また、訪れた街の定番のランニングコースなどを走ってみて、その街のランナーの様子を観察するのも楽しいです。海外なら特に、ランニングウェアがぜんぜん違っていて、参考になったりします。
また海外や日本でも田舎の方に行くと、「おはよう」「がんばってね」とか声をかけてもらえることがよくあって、嬉しい気分になります。
まだ人が少ない観光地を独り占めできる
旅先で走るとなると、昼は観光や買い物、アクティビティを楽しむことが多いので、早朝に走るのが効率的。まだ人が少ない街の中を走るのは、その景色を独り占めできているような気がして爽快です。特に観光地なら、普段は観光客がたくさんいるので、人が少ない光景を見られるのは朝に走る特権です。
私は旅先で市場付近を走るのが好きなのですが、まだお客さんがおらず、お店の人が準備をしている様子を見ているだけでおもしろいです。
時間を有効活用できる
旅先でその日の観光を始める前の早朝に走ると、時間の有効活用にも。
ランニング中に、街の下調べもできて、ある程度土地勘をつけられるので、その日の観光の計画も立てやすいです。
私が以前エストニアの首都タリンの旧市街へ行ったとき、道が入り組んでいて、小さなお見せがたくさん並んでいるのですが、朝のランニング中にいろんな路地を回り、行きたいお店の目星を付けていたので、観光しやすかったです。