旅行にも山にもなかなか行けない今、せめて気分だけでも外に飛び出したい!ということで、登山用に持っている一人用クッカーを使い、お家で世界各国の料理を片っ端から作ってみることにしました。
クッカーなのでできるだけ手順は簡単、かつ食材はスーパーで手に入る身近なものを使って再現していきたいと思います。日本から西向きに国を回り、目指せ世界一周です!
今回は、私が学生の頃からずっと行きたいと憧れ続けている国、マダガスカルです!!
マダガスカルに行きたいと思ったきっかけは、高校の地理の資料集でした。ケッペンの気候区分のページに載っていたバオバブの草原の写真が、私にとってはとても幻想的で、この景色を生で見たい!バオバブに触ってみたい!という衝動に駆られました。その写真のキャプションに「撮影:マダガスカル」とあり、いつか死ぬまでに行ってみたいと思い続けています。
感動のあまり授業そっちのけで落書きしたファイル。
憧れの景色です。
多文化の影響を受けたマダガスカルの食文化
前置きが長くなりすみません。マダガスカルの主食は意外にも米だそうです。昔はインド洋交易で栄えた国なので、東南アジアや中国、インドアフリカ、ヨーロッパなど様々な地域の食文化が影響を与えていて、中でもインドやアラブを思わせる料理が多いようです。また独立まではフランス領だったので、フランス料理も根付いていて、フランス料理屋さんも多いとのこと。
また調理法も食材も簡素なものが多く、キャンプ飯にするにはぴったりなのではと思います。
今回のキャンプ飯マダガスカル編では、ブッフ・ブレゼ・エ・アリコという煮込み料理をキャンプ飯向けにアレンジして作ってみました!
メスティンで作るマダガスカル料理ブッフ・ブレゼ・エ・アリコ
この料理名は、フランス語。かつての植民地時代の影響ですね。牛肉と豆をトマトで煮込むシンプルな料理です。
今回は煮込み料理ということで、メスティンを使って作ってみます!使うのは先日ダイソーで買った1合用メスティンです。
材料(1合メスティンに適した量)
・牛もも肉(一口大):100g
・ギドニービーンズ水煮:50g
・カットトマト缶詰:200g
・玉ねぎ(粗みじん切り):1/4個
・オリーブオイル:小さじ1
・おろしにんにく:小さじ1
・クミンパウダー:小さじ1/2
・コリアンダーパウダー:小さじ1/2
・塩:小さじ1/2
・水:30ml
作り方
①メスティンにオリーブオイルをひき、牛もも肉、おろしにんにく、玉ねぎを軽く炒める。
②ギドニービーンズ、カットトマト缶を加えたあと、クミンパウダー、コリアンダーパウダーを加えて軽く炒める。
③塩、水煮を加え、蓋をして弱火で20分ほど煮込んだら完成!
※あれば飾りにパセリをふりかけるといい感じです。
映画「マダガスカル」を観ながら実食
ネットフリックスで映画「マダガスカル」を観ながらおいしくいただきました。
これなら山でもできそうなくらいシンプルな調理法です。煮込むのに少し時間はかかりますが・・
クミンやコリアンダーを使うので、少しインドのカレーを思わせる香りでした!
あーマダガスカル、行ってみたい。