彫刻家のイサム・ノグチが設計した札幌のモエレ沼公園。いつか行ってみたいと思っていたのですが、ついに行ってきました!
「大地の彫刻」と呼ばれる広大な作品の中に実際に立ってみたいというのが本来の目的でしたが、行ってみてすぐに気付いてしまいました。「走ったらめっちゃ気持ちよさそうやん!」
ということで、走りながら公園を見て回ることにしました。なので今回はランニングコースとして紹介したいと思います。
モエレ沼公園とは
モエレ沼公園は、2005年にオープンした札幌市の総合公園。「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもと世界的に著名な彫刻家のイサム・ノグチが基本設計を手がけました。
広大な敷地の中に、幾何学形態の山や噴水、遊具などの施設が配置され、自然とアートが融合した景観がとってもきれいな公園です。
モエレ沼公園へのアクセス
●モエレ沼公園
〒007-0011
北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
車だと札幌から30分ほど。広い駐車場もあります。
公共交通機関なら、電車とバスを乗り継いで行きます。徒歩10分くらいのところに、「モエレ沼公園東口」というバス停があります。シーズンによって運行状況が変わるようなので事前にチェックが必要です。
私は札幌駅から、地下鉄、バスと乗り継いで行きました。合わせて1時間くらいです。バスは1時間に1本くらいだったのですが、乗ってうとうとしてるうちに寝過ごしてしまい、結局1時間半ほど歩くハメになりました。こういううっかりは私の旅ではあるあるですね。
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モエレ沼公園をランニング
公園の中をぐるっと1周すると3kmくらい。ですが1周するだけだとつまらないので、公園内のいろんな作品を回りながら走るのがいいと思います。
ガラスのピラミッド

まずは荷物をコインロッカーに預けます。コインロッカーは公園の象徴でもあるガラスのピラミッドに併設された施設の中にあります。小100円〜でした。
ガラスのピラミッドは、三角形のガラスを組み合わせて作られたピラミッド型のモニュメントです。空の色がガラスに映るので、時間帯によって色の変化が楽しめます。ちなみに夕方に見るとこんな感じ。赤い空が映ってます。

モエレ山

荷物を預けたら真っ先に行きたいのがモエレ山。公園で最大の建造物ですが、麓からの高さは52mで、数分で登れます。登ると360度公園を見渡せるので、まずここに登って全体を把握しましょう。それからどこをどういう順番で走るか考えるのがいいと思います。
山頂はとにかく見晴らしが良くて気持ちいいです!どこを見ても緑と彫刻、その奥に札幌の街並みが広がります。30分くらいぼーっとしてしまいました。
プレイマウンテン

きれいな三角形をした山型の彫刻。整然とした階段などが古代遺跡を連想させます。写真の奥にある大きな三角がプレイマウンテンです。
ここも登れるのでダッシュして登ると良いトレーニングにもなりますね!緑の中を駆けるのでとっても気持ちいいです。
さまざまなモニュメントや施設
モエレ山から見渡すと分かると思いますが、他にもモニュメントや施設がたくさんあります。探検しながら走りましょう!
舗装された走りやすい道

公園はとってもきれいに手入れされていました。道もきれいなコンクリートがひかれていて、ゴミも全然落ちていません。めちゃくちゃ走りやすいし、走っていて気持ちいいです。1本道ではないので、いろんな道を選びながら進むのが楽しいです。
まとめ
家が近ければ毎日走りたいと思うくらい、走りやすくて気持ちいい公園でした。緑が多いのが良いですね。
平日だったからか、人もそんなに多くありませんでした。私が行ったタイミングのせいかもしれませんが、青文字系のおしゃれカップル率が高かったです。1人だったのでちょっと胸が痛みましたが、それだけ雰囲気の良い公園ということでしょう。アートを楽しみながら走れます。
ぜひ札幌に行った際は、ランニングコースの一つに入れてはいかがでしょうか。