Akari Column Running

ランニングを始めて2年。続けてみて変わったこと

2020年8月26日

もうすぐ8月も終わりですね。今年も暑かった…。というかまだまだ暑い。

私がランニングを初めたのが、ちょうど2年前のこの時期。暑くてしんどくて、3kmくらいで限界を感じたのを覚えています。

走るのが大嫌いだったので、当初は2年も続けられるとは全く思っていませんでした。もう何十年とランニングを続けている方もたくさんいらっしゃるので、2年なんかで偉そうにはできませんが…。一時的に「ランニングにハマっている」ではなく、「ランニングが趣味」と言える程度にはなったのかなと思うと、私の中では大きな進歩です。

ということで今回は、自分で自分を褒めてあげるためにも、これまでを振り返りつつ、続けられている要因や続けて変わったことなどをまとめてみたいと思います。これからランニングを初めてみようかな、と思っている方に少しでも参考にしていただければと思います。といっても今回は、私の中の記録的な記事です。

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ハードルは初めの3ヶ月

物事を続けるには、初めの3日、次は3週間、次は3ヶ月が肝心とよく言われますが、私はこの3ヶ月が肝じゃないかと思います。

3日、3週間は正直気合です。やると決めたらやる、それだけだと思います。でも3ヶ月となると、途中、仕事が忙しくなったり、プライベートでいろいろあったり、いろんな外的要因で続けるのが難しくなることがあります。なので、ランニングを取り入れた生活スタイルに変えていかなければなりません。逆にそれができたら、その先も続けやすくなるように思います。

私の場合は、平日なら仕事終わりに走って帰るか、帰宅してから走る、それができない時は早朝出社前に走るといった感じで生活「取り入れています。

またこの3ヶ月を乗り越えるためには目標を持つこともとっても大切だと思います。このブログでも何度か書きましたが、私がランニングを始めたきっかけは、大きく2つでした。1つはNAHAマラソンに出場するため。もう1つはダイエットです。

NAHAマラソンが12月頭なので、その3ヶ月前の9月頭に練習を始めました。NAHAマラソンは会社の同僚数名でエントリーしていました。なので絶対にみんなで一緒に完走したい!という気持ちだけで必死に練習に励みました。私より走れるメンバーばっかりだったので、何度も練習に付き合ってもらいました。たぶん、自分一人だったらそこまで追い込めていなかったと思います。

ここまで続けてみて分かったのですが、初心者がランニングを続けるには、長距離を走れる体を作ることが、最初にして最大のハードルだと思います。このハードルを乗り越えるまでは、少しずつ距離を増やしながら、コンスタントに走り続けるしかありません。なかなかしんどいです。でもそれと同時に、「今日は過去最高距離を走れた!」と、限界を超えられたときの感動もひとしおでした。こうした成功体験を重ねることで、少しずつ走ることが楽しくなっていったように思います。

20kmほどの長距離を走れる体をつくるのに、2〜3カ月くらいかかったように思います。このときは週3〜4日のペースで、少ないときは6km、多いときは10〜20kmほど走っていました。

そしてもう一つの目的でもあったダイエット。1ヶ月続けたあたりで、周りから「痩せた?」と言われるようになりました。あまり自分では実感がなかったのですが、周りに言われるとやはり嬉しいので、モチベーション維持にはつながりました。ただ、これまでもダイエット目的だけでランニングやジム通いなどをしたことがありましたが、長続きはしなかったので、ダイエットはあくまでサブの目的だったように思います。

何はともあれ、私が初めの3ヶ月を乗り越えられた大きな要因は、NAHAマラソンという目標があったこと、一緒に走ってくれる仲間がいたこと、ちょっと痩せ始めたことだったように思います。

ランニングを楽しむ新境地開拓

初めの目標にしていたNAHAマラソンは、結局完走できませんでした。けっこう練習を頑張ったのでわりと自信もあったのですが、33kmでタイムオーバーとなり本当に悔しい思いをしました。なのでそこからはリベンジに燃え、3ヶ月後にあった淀川マラソンの完走を目指して再びランニングに励みました。そしてなんとか淀川マラソンは完走することができました。

いったんフルマラソンは完走できたので、大きな目標は達成できたわけですが、ここでランニングをやめてしまっては、せっかく走れるようになったのにもったいないな、という気持ちがありました。リバウンドも怖かったので、もう少し続けることにしました。ただ夏場は目標とすべき大会などもなく、どうしても気が緩んでしまします。

なので次は大きな目標のために自分に鞭打つということよりも、純粋にランニングを楽しむためにどうすれば良いかということを考えました。その方が長続きもしそうです。

お気に入りのランニングウェア

1つはランニングウェア。ファッションが好きなので、お気に入りのランニングウェアを揃えたりしてモチベーションを高めました。「これ着て走ってる自分、かっこいい」と思たら勝ちです。

これについてはまたどこかで改めて詳しく書きたいと思います。

旅ラン

もう1つは、いろんなランニングコースを走ってみること。旅行が大好きなので、旅行先では必ずと言っていいほどランニングコースを開拓しました。出張先にも必ずランニングシューズを持って行き、早朝に走りました。

知らない道を走るのはワクワクしますし、その土地を俯瞰的に細かく見ることができてとっても楽しいです。自分が日々の練習で長距離を走れるようになればなるほど、旅先で走れる距離も長くなるので、やる気もさらに湧いてきます。

最近はコロナの影響で全く旅行に行けていないので、この楽しみがなくて非常に寂しいです。

ちなみに、これまで旅先で走ったコースはこのブログにもいくつかまとめています。下記は私の中のトップ3です。

1位:ラトビア・リガの旧市街
とにかく街が美しい!どこを走っても爽快です。時間があればどこまででも走って行きたくなります。ランニングのために滞在したいほど素敵な街並みです。走るのが嫌いな人でもランニングが好きになりそうです。

2位:スリランカ・コロンボ
決して美しい街とは言えませんが、そういうアジアらしい雑然とした街を人の合間を縫いながら走るのも旅ランの楽しみ。街で異様に目立つロータスタワーを目印に進んでいく感じも楽しかったです。

3位:エストニア・タリンの旧市街
旧市街の高台を目指すコース。この高台からの景色が最高でした。まさにおとぎの国のような可愛らしい建物がずらっと並ぶ光景は誰でも心ときめくと思います。

トレイルランニング

最近では山道を走るトレイルランニングにも挑戦しています。ロードとは違い足場が悪かったり、登りがきつかったりしますが、自然を感じながら走るのはとっても気持ちいいです。下りを駆け抜ける爽快感はたまりません。何度もこけて怪我していますが…。

トレランはまだまだ始めたばかりで、毎回走るたびに新しい楽しさに気づかされます。同時に自分の体力のなさが露呈して、まだまだトレーニングが必要だなと感じますが、今後も続けていきたいと思います。

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ランニングを続けて変わったこと

物事の楽しみ方が増えた

先ほども書きましたが、ランニングを始めてから、旅先で走ったり、以前まで歩いていた山を走ってみたり、何をやるにしても楽しみ方の幅が増えたように思います。

また単純に体力がついたので、どんな遊びをするにしても疲れにくくなりました。これはかなり大きなアドバンテージだと思います。人よりも楽しめる時間が増えて得しているような気がしています。

走るということは、体を動かすことの基本でもあります。今更ですが、これを多少身につけられたので、他のスポーツにも挑戦してみたくなりました。世界が大きく広がったように感じます。大袈裟でなくほんとに。

痩せた

ランニングを始めて食べる量はも飲む量も増えましたが、痩せました。と言ってもそこまでシビアにダイエットに励んでいるわけではないので、劇的に痩せたというわけではありません。ただ、ある暴飲暴食をしたあと、今までなら確実に体重が増えていましたが、今はそれほど変わらずキープされています。

本当はもっと痩せたいので、そのための努力が必要ですが、ただランニングを続けているだけでも変化はあったように思います。

ストレスを発散できるようになった

ランニングはストレスの吐口としても使っています。むしゃくしゃするときや、どうしても気持ちが落ち込んで滅入っているとき、走ると多少は気持ちが楽になるような気がします。特に追い込んでいると集中できるので、気を紛らすこともできます。またそういう時に聴きたい曲のプレイリストも用意しています。

そう言えば、ランニングを始めてから音楽を聴く機会が増えたので、新しいジャンルや歌手を開拓できたのも1つのメリットかもしれません。

自分に自信がついた

小さい頃から、自分は運動音痴だ!と確信して生きてきました。体を動かすのは好きでしたが、何をやってもうまくできず、みんなと同じようにスポーツを楽しむことは、半ば諦めていました。それでも自分にできるスポーツを探して、水泳や弓道、ボートには挑戦してきましたが。

でもランニングを始めてフルマラソンを完走したことで、頑張ればできるかも、という気持ちを持つことができました。学生時代、マラソン大会はいつもビリ付近でいつも落ち込んでいましたが、大人になってからは特に他人と競うことなく、自分のペースで努力できます。それが私にとっては良かったのかもしれません。

そして走れるようになったんだから、他のこともやればできるのでは?と、前よりポジティブになれた気がしています。と言ってももともとネガティブ思考だったわけではありませんが、自分に少し自信がついたかもしれません。

まとめ

さて長々と思うままに書いてしまいましたが、要は、せっかく2年もランニングを続けられたので、今後も頑張ります!という私の意気込みでした。またこのブログでもちらほら書いていますが、ランニングだけでなく、最近はスイム、ロードバイクの練習も始めているので、トライアスロンにも挑戦したいと思います。

とにかく、早く大会に出たい!コロナの終息を願うばかりです。そのときまで、着実に体力をつけていきたなと思います。

  • この記事を書いた人

akari

25歳女子。 ランニング歴はまだ2年くらい。山に登ったり川や海で泳いだり、旅に出たり、外遊びが大好き。現在はアクアスロンにも挑戦中です。もともと超運動音痴なのですが、運動の得意不得意に関わらず、体を動かして外で遊ぶのは、めちゃくちゃ楽しい!ということを伝えたいと思っています。あと、大好きなスパイスカレーについても書きます!

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