ロードバイクのトレーニングを始めて数カ月…、そろそろサイクルコンピューターが欲しいなと思い、悩み抜いた末、ついにBryton(ブライトン)のRider 15Cを購入しました!
買うまでにいろんなメーカーや種類を調べましたが、私がサイコンに求める機能が揃っていて、最もコスパが良いものを選びました。私のように、お金に余裕がない、でもロードバイクでレースに出たいという初心者には、このRider 15Cがベストな選択なのではないでしょうか。
ということで今回は、コスパ最強のサイクルコンピューター、BrytonのRider 15C購入についてのお話です。
そもそもサイクルコンピューターは必要か
ロードバイクで本格的にトレーニングを始めるまでは、サイクルコンピューターの必要性はあまり感じていませんでした。しかし、乗れば乗るほど欲しくなってくるものですね。まず、なぜサイクルコンピューターが必要か、そしてサイクルコンピューターにどんなことを求めるのかについて説明します。
ロードバイクの記録でアップルウォッチを使用する際の難点
最近は、スマホやスマートウォッチなどのアプリで様々なアクティビティを計測、記録できます。私もランニングや水泳は、いつも アップルウォッチで記録していて大変重宝しています。ロードバイクでもアップルウォッチを使っていたのですが、いくつか難点がありました。(ちなみに使っていたアプリは、デフォルトで入っているワークアウトアプリや、トライアスロンでよく使われているSTRAVAです。)
ケイデンスが測れない
やはり練習の効率を上げるには、ケイデンスを知りたいところ。初心者なら尚更、目安が分からないので、数字で明確にして練習したいです。ケイデンスを計測するには専用のセンサーをバイクに取り付け、それをコンピュータと連携させる必要がありますが、アップルウォッチではこれができませんでした。スマホのアプリならケイデンスセンサーと連携させるアプリがあるようですが、バッテリーの消費量がかなり大きいようです。
走行中に見辛い
私はアップルウォッチのシリーズ4を使っているのですが、腕を上げないと画面が表示されないので、ハンドルを持っているときに画面を見ることができません。画面を確認するとなると、アップルウォッチをつけている方の手をハンドルから離し、胸くらいの高さまで上げなければならないので、一番スピードを確認したい全力でこいでいるときや、登り坂などでは見るのは難しいです。
さらに画面を操作するとなると、両手を離すことになるので、なかなか使いづらいなと感じました。
充電が持たない
アップルウォッチで計測アプリを使い続けると、私の場合、フル充電から6時間くらいで充電がなくなってしまいました。ランニングやスイムだと、6時間も使い続けることがなかったので支障ありませんでしたが、バイクだとちょっと足りないなあという感じです。これはスマホでも同じような状況になるのではないかと思います。
サイクルコンピューター選びの条件
上記から、もっと効率良くトレーニングするためにも、サイクリングを充実させるためにも、サイクルコンピューターが必要だと判断しました。スマホやアップルウォッチではカバーしきれない部分が多いにあると思います。
そしてサイクルコンピューターを選ぶ上で、これだけは必要と考えていた条件がを整理しました。ちなみに、距離や速度の記録、防水など、基本的な機能は大前提です。
GPS記録機能
マップでの道案内までは必要ないと考えていましたが、家に帰ってからどんな道を走ったかとか、いろいろ振り返りをするためにも、GPSの記録機能は必須です。
ケイデンスセンサー付き
私にとってサイクルコンピューターを購入する一番の目的と言っても過言ではない、ケイデンスの計測。ケイデンスを測るにはサイクルコンピューターとは別にケイデンスセンサーが必要ですが、これが付属しているものを選ぶことにしました。別で購入することもできますが、割高になりそうだったので。
バッテリー稼働時間12時間以上
トレーニングだけではなく、ロードバイクで長距離のサイクリングや旅もしたいので、バッテリーの持ちは重要。朝から夜まで持てば耐えらるはずなので、12時間あれば良いかなと考えました。
スマホアプリとの連携
計測した記録は、やはりスマホで見るのが見やすいと思います。そしてできればSTRAVAなど、普段ランニングやスイムでも使っているアプリと連携されられると、自分のトレーニングが一括で管理できるのでありがたいところです。
デザイン
機能や価格だけでなく、見た目も非常に重要。特に、乗車中常に見るものなので、これが気に入らないデザインのものだと絶対にやる気を失うと思ったので、譲れないポイント。ダサいのはいやです。
価格は2万円以下
お金に余裕がないので、2万円以下、できれば1万5000円を切るものが希望でした。とは言え、安物買いの銭失いにはなりたくないので、あくまで欲しい機能を満たしていて、お手頃なものというのが条件です。わがままですみません。
Bryton(ブライトン)Rider 15Cに決定
前置きが長くなりましたが、上記の条件を唯一満たすサイクルコンピューターが、BrytonのRider 15Cでした。
期待以上の機能が満載
このRider 15C、私がもともと欲しかった以上の機能が付いています。そしてデザインもかわいらしくていい感じ。さらに価格は1万円ちょい。ちなみにケイデンスセンサーが付いていないRider 15だと1万円を切ります。すごいです。
みちびき衛生と電子コンパス
GPSだけでなく、みちびき衛生というシステムにも対応しているらしく、高いビルがあったり、トンネルや山道などのGPSが届きにくい場所でも素早く居場所を感知してくれるとのことです。これは安心。
そしてマップはいらないと思っていましたが、常に自分の進んでいる方向を示してくれる電子コンパスが付いています。自分がどちらの方角に進みたいかだけ把握しておくとある程度迷わずに進めそうです。
ちなみに上位モデルのサイクルコンピューターを使っている知り合いによると、サイクルコンピューターのマップは間違いが多くて信用できないと言う人がほとんどなので、詳細な地図を見るのは今のところスマホで良いかなと思っています。
STRAVAアプリに自動連携
スマホのBrytonアプリと連携しているのはもちろんのこと、そのデータを普段使っているSTRAVAアプリに自動で連携してくれます。これで手間なくトレーニング管理ができるので大変ありがたいです。
スマホの通知を表示
これはまあ、アップルウォッチを使っているのでそこまで必要ではありませんが、走りながら簡単に通知を確認できるのは便利かな。滅多にありませんが緊急な連絡などの場合は助かると思います。
最後まで悩んだその他の候補
ちなみにですが、購入時の候補で悩んだものも簡単にご紹介しておきます。
LEZYNE(レザイン)/SUPER GPS
これはデザインに惹かれて欲しかったものです。上位モデルで、別売りのケイデンスセンサーも付けると予算オーバーでした。もちろん機能面も優れていて、マップ機能などが付いていますが、私にはオーバースペックでしょう。
CAT EYE(キャットアイ)/STRADA SMART
価格が安く、機能も充実しています。ただ私の気にいるデザインではなかったので選びませんでした。
まとめ
そんなこんなで、ようやくサイクルコンピューターを手に入れました!妥協なく購入できて大満足です。
早速設定や取り付けはしましたが、まだ外を走れていません…。寒くて…。実際に使ってみた使い心地など、またご紹介できればと思います。早く乗りたい!