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ランナー・アスリートにとっての玄米

2020年7月12日

ランナーにとって、日々の食事は重要です。
太らないように、その中でも、しっかり栄養をつけて、筋力、エネルギーを蓄えないといけません。
そんな中、日々の食事を白米から玄米に変えることはおすすめです。

白米から玄米に変えることによるメリット

カロリーだけ見ると、玄米もちゃんとあります。

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白米・玄米のカロリー

白米は、お茶碗1杯分(150g)で換算すると252kcal、糖質は55.2g。
玄米はお茶碗1杯分(150g)で換算すると、248kcal、糖質は51.3g。

でも、大きなメリットはカロリーではありません。
玄米の強みは、GI値と栄養素にあります。

低GI値である玄米

GI(グリセミックインデックス)とは、食後血糖値の上昇度を示す指標のこと。
この値が低いと、糖分の吸収がゆっくりになり、インシュリンの分泌が遅く、過剰分泌しにくくなります。
インシュリンが分泌されると、糖分が脂肪に分解され、体脂肪がつきにくくなります。

つまりは、痩せやすいのが、玄米。アスリートは糖質抑え気味ですが、できれば、食べれるだけ食べたいですよね。
GI値が70以上で高いと言われている中、白米のGI値は81。
一方の玄米のGI値は55。

まず、ダイエット食としては、超有能です。

栄養素豊富な玄米

食物繊維

糖質やコレステロールの吸収を抑える食物繊維。
アスリートは栄養分をプロテインや栄養剤でとっていますが、取りにくいのが食物繊維。
積極的に撮りたいところですが、玄米はこれを補ってくれます。

・白米
不溶性食物繊維=0.3g
水溶性食物繊維=0g

・玄米
不溶性食物繊維=1.2g
水溶性食物繊維=0.2g

白米と比べても、大きな差ですね。

ビタミン

玄米はビタミンEが非常に豊富です。
運動量が増えると、活性酸素と呼ばれる 物質が増加してしまいます。
この活性酸素が、筋肉にダメージを与え、疲労を蓄積していく原因となります。

ビタミンEはこの活性酸素を抑える抗酸素効果が強く、疲労を溜めにくくします。
疲労を溜め込んでしまうと怪我の原因にもなるので、とても大事です。

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玄米を食べる際の注意点

玄米は万能食品のように書いてしまいましたが、デメリットもあります。

消化しにくい

見た目から想像できると思いますが、消化するには時間がかかり、胃にも負担がかかります。

なので、レース前など、競技直前は、玄米ではなく、白米を食べることをおすすめします。
競技中は、多めの糖質摂取は大事です。
玄米だと、かえって、摂取効率が悪くなってしまうので、白米を食べるようにしましょう。

まとめ

以上。
玄米を食べるには、注意点もありますが、アスリートにとっては、非常に効率の良い糖質補給になります。
好き嫌いは分かれますが、個人的には、玄米も美味しいです。
カレーや牛丼など、丼だと、しっかり食感があるので、抜群に美味しいです。

カレーにはめちゃあう!!

ぜひ、お試しください!!

  • この記事を書いた人

Taka

神戸在住、31歳男子。 ランニング歴は9年くらい。やっと2019年に再開。それでも、マラソンはちょこちょこ継続してやっていて、ベストは3H29M。明るく元気にポジティブに生きています。 ゆるーく続けながらも、中級者程度の実力はあるので、ゆるーく楽しくやっていくという人にとって良い情報を共有できたらいいなと思ってます。 トライアスロンもやってるので、その辺りの情報も共有しますね。トライアスロンについては、初心者の域を超えていませんがー。

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