スリランカ最大の都市コロンボに、「ロータスタワー」という塔があるのをご存知でしょうか。私はコロンボに行くまで知りませんでしたが、なかなかどぎつい色味のタワーで、かなり印象に残るランドマークです。
ちょっと中華っぽい雰囲気があるなーと思っていると、それもそのはず。2012年に、中国の支援で建設が始まったそう。そして完成したのが2019年と、できたてほやほやです。
モチーフになっているのは、スリランカの国家の蓮の花、ロータス。そして高さは365mと、南アジアで最も高い建造物とのことです。
今回は、このコロンボの新たなランドマーク「ロータスタワー」を目指して走ってみました。
ゲストハウスをスタート
スタートは今回私が宿泊したゲストハウス「My Little Island Hostel」。コロンボ中心地のとても便利な場所にあります。
ドミトリーで1泊約1000円。格安に感じますが、カレー1食200円くらいというスリランカの物価を考えると、こんなものかもしれません。内装はご覧の通りおしゃれな範囲で清潔感もありました。
このゲストハウスを出るとすぐそばに海があります。この海岸沿いを北上していきます。
海岸沿いには線路が通っていました。なんとものどかな風景です。
私が走ったのは早朝だったので、人通りも多くなく、昼間よりは空気が澄んでいました。ちなみに昼間は気温がかなり高くなり、車の排気ガスもすごいのでランニングはおすすめしません。
海沿いの道から少し中に入って進んでいくと、小さな池が見えてきます。そしてそこには謎の黄金の像が。
この池から、遠くの方にロータスタワーが見えます。周りと比べて高いのがわかりますね。
あとはロータスタワーに向かってずんずん進んでいくだけです。早朝とはいえ、コロンボはとにかくばすが多い印象でした。
カオスな街並み堪能
コロンボの街は新しい高層ビルと、古い建物が混在していて、遠くから見ると近代的な街ですが、街に入って実際に走ってみると、まだまだ未開発な部分が見えてきます。
古いビル越しにちらりとロータスタワー。新旧のコントラストを感じました。
ロータスタワー
ベイラ湖という湖をぐるっと周ると、ついにロータスタワーのふもとに到着。
下から見上げるのが大変なくらい高かったです。間近で見るとさらに迫力がありました。今後コロンボを代表するタワーとして広まっていくのだと思います。
気温が上がってきたので、帰りはトゥクトゥクを捕まえてゲストハウスまで戻りました。日本円にして数十円くらい。日本で疲れたからタクシーに乗るというのは気が引けますが、コロンボのトゥクトゥクなら安いので気兼ねなく利用できます。行きたいところまでひたすら走って、トゥクトゥクで戻ってくるというのも楽しいかもしれませんね。
まとめ
以上、コロンボのランニングでした!コロンボ観光ではトゥクトゥクが安いので、ついつい乗ってしまいがちですが、実際自分の足で走ってみると、新しい発見や、気づかなかった景色を見れておもしろいですよ。
コロンボの海岸を眺めながら走りたいという方はこちらのコースも。
コロンボの観光についてもまとめているので、気になった方はこちらをご覧ください。