皆さん、スパイスカレーは好きですか?
スポーツブログなのに関係ないのでは…と思われるかもしれませんが、実はスパイスカレーには、体づくりに必要な栄養素がたくさん詰まっていて、一皿でしっかりと栄養を取れるので、運動する方におすすめな食事の一つなんです。
そして筆者は、インドやスリランカ、タイへ行ってカレーを食べ歩くほど、カレーやスパイス料理が大好き。
スパイスカレーを食べて運動すれば、いつも元気で健康でいられるんです!(あくまで筆者の経験談)
というわけで、PLAY&LIVEでは、スパイスやカレーにまつわるあれこれも、どんどん紹介させていただきます!

スパイスとカレーの記事

暑い夏に食べたい!スパイスたっぷり!夏野菜とココナッツミルクの冷製キーマカレーそうめん

こんにちは!7月に入って、さらに暑くなってきましたね。梅雨が明ければ、本格的な夏が始まりそうです。 そんな暑い夏に食べたくなるものと言えばそうめん!そこで今回は、そうめんのトッピングとして、夏野菜とココナッツミルクを使った冷たいカレーのレシピを考えてみました! 夏野菜とココナッツミルクの冷製キーマカレーそうめん 今回はココナッツミルクを使って南国感を出してみました。夏野菜もふんだんに使い、季節感満載です。季節の野菜は栄養価も高いので、夏バテ防止にもおすすめです。 冷製にするので、お肉は脂身の少ない鶏胸のひ ...

【レシピ】カレーのタネを作って簡単!山で本格スパイスカレー

みなさん、スパイスカレーは好きですか? 私は大好きです!インドやスリランカへ行って、毎日カレーを食べ歩いたほど、大好きです。そんな大のカレー好きのハイカーとしては、山で本格的なスパイスカレーを食べたい!と思うのは当然のこと。 そこで今回は、山で本格スパイスカレーを作るために必要なカレーのタネとなる、「グレイビー」について紹介します。 [adcode] カレーのタネ「グレイビー」とは そもそも山での調理は、材料や器具が少なく、調理時間が短いことが大切です。スパイスカレーは、たくさんのスパイスを使ったり、炒め ...

【レシピ】究極の山ごはん!1人用クッカーで作る本格スパイスカレー

山で本格的なスパイスカレーを作って食べるなんて、想像しただけでもわくわくしますよね。 前回のブログでは、グレイビーというスパイスカレーのタネのレシピを紹介しました。このタネをあらかじめ家で作っておくことで、超手軽に山でも本格的なスパイスカレーが作れるんです! ちなみにこのカレーのタネやカレーのレシピについては、料理研究家の印度カリー子さんが紹介していたものを参考にささていただきました! カレーのタネの作り方はこちら↓ 今回は実際に、このタネを使って1人用クッカーで作る本格スパイスカレーの作り方を紹介したい ...

【レシピ】ねばねばヘルシー!納豆とオクラのスパイスキーマカレーの作り方

納豆とカレーが大好きなので、思い切って組み合わせてみました! 納豆と言えば、言わずと知れた健康食材。そもそも大豆は食物性タンパク質が、豊富で、体づくりには欠かせない食材。発行して納豆になると、さらに栄養成分が生まれます。納豆菌には腸内環境を整える効果があり、さらに最近では、抗がん作用や免疫機能を高める働きがあるとも言われています。 そこで今回は、納豆を使ったとことんヘルシー目線のレシピの紹介です。以前ブログでも紹介したカレーのタネを使いました。 [adcode] 納豆とオクラのスパイスキーマカレーレシピ ...

【レシピ】スパイスたっぷり!本格麻婆カレーの作り方

今回は、みんな大好き麻婆豆腐とカレーを融合! 麻婆豆腐もカレーも主張が強めの料理なので、ただ混ぜるのではなく、お互いの特徴あるところを少しずつ掛け合わせて、麻婆カレーを作ってみました。中華風で麻婆豆腐っぽいけど、ちゃんとカレーです。 今回も、以前に紹介したスパイスカレーのタネを使っています。 [adcode] 麻婆カレーレシピ 材料(2人前) 合いびき肉…200g木綿豆腐…1丁刻みネギ…お好みの量パクチー…お好みの量豆板醤…大さじ1中華だしのもと…大さじ1辣油…小さじ2花椒…小さじ2紹興酒…大さじ2水…1 ...

【レシピ】シーフードミックスと冷凍ブロッコリーで作る手抜き本格ココナッツカレー

今回は、シーフードミックスと冷凍ブロッコリーを使ったレシピを紹介します。 お手軽に作れる、レシピにしてみました。保存の効く食材が多めで、だしの素を使うので、玉ねぎを炒める時間少なめのレシピなので、結構手軽です。手軽ながらもココナッツミルクとだしの素が効いて、本格的なシーフードスパイスカレーになります。ホールスパイスとココナッツミルクは入手が難しいかもしれませんが、記事内で購入先のリンクも貼ってます。 シーフードミックスと冷凍ブロッコリーで作る手抜き本格ココナッツカレーのレシピ 材料(2人前) シーフードミ ...

スパイスカレーで栄養補給がおすすめなワケ

スパイスカレーが体づくりになぜ良いのか、具体的にご紹介したいと思います。
基本的なスパイスカレーには、玉ねぎ、トマト、にんにく、生姜といった野菜と、クミン、コリアンダー、ターメリックというスパイスを使います。これらは全て、栄養価が高い食材として知られています。
そして、これにいろんな具材加えてスパイスカレーを作っていくわけですが、どんな具材を加えてもおいしく成立するのがカレーの良いところ。バリエーションは無限です。なのでその分、いろんな栄養素を摂取できるというわけです。毎日カレーを食べても、具材を変えることで栄養が偏るということはありません。

またスパイスカレーは、一般的な日本風のカレー(学校給食に出てくるやつ)とは違って、基本的に小麦粉を使わないので、糖質も抑えられヘルシーなのも嬉しいポイントです。もちろん最終的にヘルシーなカレーになるかどうか入れる具材など、レシピによります。

スパイスカレーの基本的な具材の栄養効果

玉ねぎ/血液サラサラ・ダイエット効果を期待

玉ねぎ特有の辛みや、あの涙を出させるのは、主に硫化アリルという成分が原因なのですが、これには消化液の分泌を促し、新陳代謝を盛んにする働きや、血をサラサラにする効果があります。また加熱をすることで、硫化アリルはトリスルフィドやセパエンという成分に変化します。これらにも血液サラサラ効果があり、さらに中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
そのほか、玉ねぎに含まれるポリフェノールの一種のケルセチンは、紫外線から肌を守り、シミやシワの生成を防ぐ効果や、脂肪燃焼効果などがあります。またむくみを改善するカリウムも含まれています。ダイエットのために運動をしているという方にとっては特に嬉しい効果ですね!

トマト/抗酸化作用で生活習慣病を予防

「医者いらず」と言われるほど栄養価が高いことで有名なトマト。リコピン、β-カロテン(ビタミンA)、ビタミンC・E、カリウムなどなどたくさんの栄養が含まれています。
リコピンの持つ抗酸化作用は、近年特に注目されていて、悪玉コレステロールの酸化を抑え血流を改善し、免疫力の低下や老化を防ぐ効果があります。また活性酸素の過剰な発生を抑制するため、生活習慣病の予防や改善にも効果的です。その他にも、肥満予防や美肌効果などもあり、健康に良いことづくめです!
リコピンは油に溶けやすいので、油と一緒に食べると体内への吸収率がアップします。しかも加熱によりさらに吸収率が高まるので、油を使って炒めるカレーなら、トマトの栄養素をとっても効率よく吸収することができるのです!

にんにく/免疫・スタミナアップ

にんにくといえば、すでに滋養強壮に良いというイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、他にもたくさんの健康効果のある食材です。まずにんにくに含まれるにおいのもとでもあるアリシンには強力な殺菌効果があり、免疫力を高める働きがあります。また疲労回復に役立つと言われているビタミンB1も含まれています。そのほかのも、血圧低下、喘息予防、肝臓強化などの効果も期待されているそうです。 
にんにくが持つ栄養素を残しておくには、酸素と触れないよう、油で覆う調理方法が有効です。カレーを作るときも、まず油でにんにくを炒めるので効果的と言えますね。

しょうが/食欲増進・新陳代謝アップ

まず、しょうがの香り成分シネオールには食欲増進効果があり、疲労回復・夏バテ解消に役立ちます。また辛み成分のジンゲロール、ショウガオールには強い殺菌作用があります。ガン細胞の増殖を抑制する作用や発ガン物質が引き起こす遺伝子の突然変異を抑制する作用などもあるそうです。
ショウガオールには血行促進作用や、体を温める働きがあるほか、新陳代謝を活発にし、発汗作用を高める働きもあります。生よりも乾燥させたものか、加熱調理することでより身体を温める効果が大きくなるそうなので、にんにくと同じく、カレーの調理法と相性が良いようです。

クミン/タンパク質の代謝やエネルギーの生産をサポート

クミンはカレー特有の香りに欠かせないスパイスの一つです。コラーゲンの生成をサポートするビタミンC、抗酸化作用で老化を抑制するビタミンE、免疫力アップにつながるビタミンA、摂取したタンパク質の代謝を促すビタミンB6などが含まれています。さらに糖質・たんぱく質・脂質の代謝にかかわり、補酵素としてエネルギーの生産を助ける役割があるビタミンB2も含まれていて、まさにたくさん運動してエネルギーを消費する方に持ってこいのスパイスです。

コリアンダー/美容と健康に効果的

コリアンダーにはビタミンCやビタミンEはじめとする豊富なビタミン類、カルシウムや鉄などのミネラル、カロチンなどが豊富に含まれていて、美容と健康に良いスパイスとして知られています。また胃腸の調子を整えたり、消化を促進したりする効果や、デトックス効果、殺菌効果などもあります。

ターメリック/アンチエイジング効果が期待できるスーパーフード

ターメリックに含まれる成分で特に注目されているポリフェノールの一種クルクミンには、強い抗酸化作用、抗炎症作用があります。これにより、シワやシミ予防となるアンチエイジング効果・消化不良の改善・肝機能の改善など様々な健康効果が期待されます。ターメリックはインドのアーユルヴェーダなどにも使われてきたそうです。

スパイスカレーのバリエーションは無限!
基本的な食材だけでも栄養価が非常に高いスパイスカレー。そのほかの食材の組み合わせは、正直言って無限です。例えば王道のバターチキンカレーなら、鶏肉やバター、ヨーグルトなどが加わります。当然、加える具材によって栄養がプラスされます。またスパイスの種類も豊富で、薬などに使われるほど様々な効能が期待できるものがたくさんあります。
というわけで、スパイスカレーはおいしいだけでなく栄養価も豊富です。ぜひたくさん食べて運動のエネルギー源にしていただければと思います。そして暑い夏も寒い冬も乗り切りましょう!

2022年1月30日