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初のミドルディスタンス完走!琵琶湖トライアスロン

10月1日、今年一番大きな挑戦、「琵琶湖トライアスロン」を完走しました!いやーうれしい。
今回はその琵琶湖トライアスロンの私の出場レポートと、これからについて書きたいと思います。

琵琶湖トライアスロン概要

The 3rd Annual LAKE BIWA TRIATHLON 2023
(呼称:LAKE BIWA TRIATHLON 2023

開催日時:2023年10月1日(日)6:30〜15:00
競技距離:ミドルディスタンス[スイム1.5km・バイク80km・ラン20km]
主会場:滋賀県守山市・第2なぎさ公園(琵琶湖マリオットホテル前湖畔)
競技エリア:湖岸緑地、湖岸道路、野洲川堤防道路、農業道路ほか

当日は、朝5時の時点で、気温23度、水温25.5度。小雨が降っていました。
出場者は610人(リレーの部は22チーム)で、完走者は559人(リレーの部は20チーム)だったそうです。

大会公式サイト

琵琶湖トライアスロン出場レポート

実は約半年前、やる気満々でエントリーしたものの、結局満足にトレーニングをしないまま本番を迎えることになってしまいました。そのため本番数週間前から、この日のことを思うとかなり憂鬱で、当日は気合いで乗り切ったという感じでした(笑)そんな今回の出場レポートです。

スタート前のバイクトランジションエリア

闇の中をがむしゃらにスイム

スタートは朝6時30分。小雨が降っていたこともあり、空は薄暗かったです。
私はウェットスーツを着ていなかった(周りを見る限り私だけでしたw)ので、入水チェックの後陸で待っているのがとにかく寒かったです。

湖岸から浅瀬が続くこともあり、スタートは100m沖からでした。それでも水は腰の位置くらい。数メートル走ってから泳ぎ始めました。
入水チェックのときから分かっていたことですが、水中は真っ黒で視界はほぼ0。1m先さえ全く見えません。人と人との距離感も、顔を上げないと全く掴めず、闇の中を泳いでいるようでした。ここまで泳ぎづらいと感じたのは初めてで、とにかく怖くて、リタイアが頭をよぎったほど。こんなに陸が恋しいと思ったことはありません。でもとにかくがむしゃらに泳いでいると、だんだん慣れてきて、人がまばらになったこともあり、なんとか最後まで泳ぎ切ることができました。

泳いでるときは気づかなかったのですが、スタート直後は土砂降りだったそうです。

雨の中を泥んこバイク

陸に上がると、まずはひと安心。落ち着いて靴を履き、エナジージェルも飲んでスタートしました。

アドレナリンが出ているせいか、のんびり走り始めたつもりでも、30km/hを優に超えるスピードが出ていました。もちろん周りはもっと速い人ばかりでしたが、ここでは体力を温存することを第一に考え、スピードは抑えながら走りました。

初めの20 kmは、琵琶湖を臨むコースで、交通規制がされていたためとても走りやすく気持ちよかたです。晴れていたらもっと景色が綺麗だったんだろうな。

20 km以降は、畑に囲まれた農道を4周。ほぼフラットで走りやすかったですが、とにかく景気が代わり映えせず、途中雨がぱらつく中を無心で走り続けました。水たまりもたくさんあったので、自転車も自分自身も泥まみれ。普段だったら絶対に自転車に乗らないコンディションでしたが、逆にそれが新鮮で楽しくもありました。
はじめは快調でしたが、さすがに80kmぶっ通しで走るのは疲れました。後半は27km/hくらいで走り、バイクもフィニッシュ。

バイクは泥だらけでした…

最後は無心でラン!

一番苦手で嫌いなラン。絶対に辛くてしんどい!と覚悟をしていたのですが、走り出してみると、意外と足取りが軽くて驚きました。けれどここで調子に乗っては、後々痛い目を見ることは確実だったので、できるだけゆっくり体に負担がかからないよう走りました。

ランのコースは、4km×5周。周回コースというのも精神的に疲れます。けれど、ここまできたらもう前に進むだけ!と、心を奮い立たせてなんとか走り続けました。2周目くらいから、右足の裏の皮がめくれ始め、最後までその痛みが一番辛かったです。
最後の1周は、なぜか泣きそうになりました。多分体の辛さと、後もう少しという安堵感だったと思います。

当初は完走できたら良いという気持ちで走っていたのですが、残り数kmになったとき、もしかしてギリギリ6時間を切れるのでは?ということに気づき、そこからは最後の力を振り絞り、ペースを上げました。意外と体力が残っていました。ラストは全力疾走。でも結果は6時間4秒と、ギリギリ6時間を切れずでした(笑)

なんとかゴール(笑)

大会を通して思ったこと

トライアスロンに出場すると毎回思うことですが、大会スタッフの方や、沿道の方のエールがめちゃくちゃ心にしみました!限界ギリギリのところでかけられる「頑張れ」とか「ナイスラン」という声は、本当に力になりました。

当初、練習不足すぎて完走は無理なんじゃないかと思っていましたが、なんとかゴールできました。昨年の伊勢志摩トライアスロンのおよそ倍の距離でしたが、去年の方がしんどかったような…。ということは、日頃トレーニングと思っていなくても、サイクリングに行ったり、ランニングをしたりしているだけで、少しは力が付くものなのでしょう。もっとちゃんと頑張ろうと改めて思いました。

とにかく琵琶湖トライアスロン、出る前は「なんでエントリーしちゃったんだろう」と思っていましたが、やっぱり出てよかったと本当に思います。

次はアイアンマンを目指して!

今回の琵琶湖トライアスロンは、完走できて嬉しかった反面、やっぱりもっと練習を頑張っておけば良かったという後悔もあります。そして、頑張ればもっと長い距離も走れるのではないかという希望も見えました。

私は今年で29歳。30歳になるまでに、アイアンマン完走を目標してみようと思います。自分が「アイアンマン」なんて言葉を口にするとは、1年前ですら思っていませんでしたが…なんだか今は挑戦してみたい!そんな気分です。
ということで今日から、アイアンマンを目指して、これまでよりもトライアスロンについて勉強して、トレーニングにも励もうと思います!

  • この記事を書いた人

akari

25歳女子。 ランニング歴はまだ2年くらい。山に登ったり川や海で泳いだり、旅に出たり、外遊びが大好き。現在はアクアスロンにも挑戦中です。もともと超運動音痴なのですが、運動の得意不得意に関わらず、体を動かして外で遊ぶのは、めちゃくちゃ楽しい!ということを伝えたいと思っています。あと、大好きなスパイスカレーについても書きます!

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