石切さんの、「古式弓道大的神事」を見てきました。
石切さんの正式な社名は、「石切劔箭神社」。この劔箭(つるぎや)の「箭(や)」にちなみ、毎年春の大祭二日目に行われる奉納神事だそうです。ご本殿で奉告祭が行われた後、境内の弓道場で、大勢の参拝者に見守られながら執り行われます。
私は中学、高校とずっと弓道部。青春は全て弓道に捧げたと言えるくらい、朝も昼も夜も、弓道漬けの毎日でしたが、大学生以降はほとんど弓道に触れる機会がなく、今では弓道が大好きだったことさえ忘れていました。けれど今回、久しぶりに人が矢を射る姿を見た瞬間、また弓道がやりたくてたまらなくなりました。
的を見ると、自分が的前にたったときの張り詰めた空気感を思い出して、背筋がピンとしました。がむしゃらに頑張っていた昔の気持ちに返ることができた気がします。見にきてよかったです。