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トレッドミル(ランニングマシーン)でのランニングの注意点・活用法

2020年11月29日

夏場や雨天の時など室内のジムで練習される方や、
筋トレした後の仕上げとして、トレッドミル(ランニングマシーン)を利用する方もおられると思います。

ただし、トレッドミルのランニングと路面でのランニングは大きく違うので注意してください!!
結論としては、路面でのランニングに注力するようにしてください。

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トレッドミルと路面でのランは動作が違う

トレッドミルは、自動的に回転しているベルトの上を走ります。
すなわち、上に飛び跳ねているだけでも走れてしまいます。
ランニングは、いかに前に効率よく進むかが求められますが、

そのために、臀部やハムストリングなどの脚の裏側の筋肉が動作し、前への推進力を生む事によって、効率良く走ることができます。

一方、トレッドミルはベルトが自動的に回転しているだけなので、前への推進力が必要ではなく、臀部やハムストリングなどの筋肉が動作することがないため、本来必要な筋肉への刺激が入らず、とても効果の薄いものになってしまいます。

またラバークッションになっているので、本来掛かる脚への負担が軽減されており、また、反発して走りやすくなっているので、膝周りの筋肉の強化という意味でも少し効果が薄いです。

雨天時や筋トレ後など、使用するための工夫と注意点

とはいえ、気候等や仕事終わりなど、使わざるを得ない場面もあると思います。
トレッドミルは、スピードや距離などを確認しやすいというメリットもあるので、利用できる場合は利用すれば良いと思います。

特にペース走を実施する場合は、現在の速度表示などパラメーターの精度が高いので、非常におすすめです。

そこで、トレッドミルを使用する上で、以下をすると非常に効果的です。
「傾斜をかけること」と「ピッチ走法を意識すること」の2つです。

傾斜をかけることによって、前への推進力が必要になるので、臀部やハムストリングといった脚の裏側の筋肉に刺激を与えることができます。

傾斜を2〜3%程度かけることがおすすめです。
垂直に飛ぶということを防ぎ、マットを押すような動きになり、臀部、ハムストリング、ふくらはぎを動作させて走ることができます。

ピッチ走法を意識することで、上にピョンピョン飛んで距離を稼ぐということができなくなるので、しっかり前へ走るという事に注力できます。

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身の丈にあったスピードで走ることも大事

あと、大事なことは「スピードを出し過ぎないこと」
ジムへ行くと、たまに、なんかアピールしてるのってくらい引くくらいのスピードで走っている人いますが、よく見るとピョンピョン跳ねてる感じです。
※というか、見てて危ないよって感じですが。。。

スピードを出し過ぎてしまうと、どうしても自分の持っているのストライド以上の幅が必要になるため、どうしても前への推進というより高く跳ねることに意識がいきます。

なので、自分の持っているスピードに合わせて、強度を設定しましょう。

路面で走ることとトレッドミルは並行して使いましょう

トレッドミルばかりではなく、路面で走れる限りは路面で走ることを重視しましょう。

やはり、トレッドミルを利用していると本来のフォームが崩れてしまう恐れもあります。

とはいえ、それぞれのライフスタイルや天候などもありますし、心肺能力の向上には効果があるため、適度な利用がおすすめです。

おすすめとしては、8割路面、2割トレッドミルといったところでしょうか。
いずれにしても、フォームのことを考えると、路面を多めにして走るのが良いと思います。

以上、トレッドミルも上手く利用しながら、トレーニングに活用しましょう!

  • この記事を書いた人

Taka

神戸在住、31歳男子。 ランニング歴は9年くらい。やっと2019年に再開。それでも、マラソンはちょこちょこ継続してやっていて、ベストは3H29M。明るく元気にポジティブに生きています。 ゆるーく続けながらも、中級者程度の実力はあるので、ゆるーく楽しくやっていくという人にとって良い情報を共有できたらいいなと思ってます。 トライアスロンもやってるので、その辺りの情報も共有しますね。トライアスロンについては、初心者の域を超えていませんがー。

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