旅行にも山にもなかなか行けない今、せめて気分だけでも外に飛び出したい!ということで、登山用に持っている一人用クッカーを使い、お家で世界各国の料理を片っ端から作ってみることにしました。
クッカーなのでできるだけ手順は簡単、かつ食材はスーパーで手に入る身近なものを使って再現していきたいと思います。日本から西向きに国を回り、目指せ世界一周です!
韓国、中国に続き、3カ国目は台湾へ。前回の中国で、次は北朝鮮!と書いたのですが、材料が揃わなかったのでひとまず台湾へ。北朝鮮も改めて必ずやります。
台湾といえば、台北の士林夜市をはじめ、大きな夜市が有名ですよね。たくさんの屋台が所狭しと並び、とっても活気があります。私も台湾に行ったとときは、毎晩夜市へ遊びに行ったほど楽しかったです。けれど私はそれと同じくらい、朝市の活気にも驚きました。
朝市では、早朝から朝ごはんを出しているお店がたくさんあり、地元の方たちでとても賑わっていました。よく見かけたのが、揚げパンや豆乳を使ったスープ。優しい味が印象的で台湾ならではだなあと感じました。
そこで今回の台湾編では、朝ごはんとしてよく食べられている鹹豆漿(シェントウジャン)をクッカーで作ってみます。
クッカーで作る鹹豆漿(シェントウジャン)
鹹豆漿(シェントウジャン)は、台湾で昔から食べられている朝ごはん。豆乳を使ったスープのような料理です。あったかくて、豆乳の優しい甘味が体に染みてほっこりします。これに揚げパンを浸して食べるのが一般的な食べ方です。揚げパンと言っても、日本の学校給食に出てくるような砂糖をまぶしたものではなく、油で揚げた甘くないパンです。
日本で揚げパンは手に入れにくいので、今回はフランスパンを使ったアレンジレシピです。入れる具材なども、手に入りやすいもので簡単に作れるようアレンジしてみました。
材料(1人前)
・無調整豆乳:200ml
(A)酢:小さじ1
(A)鶏がらスープの素:小さじ1/2
(A)塩:少々
・カニカマ:2本
・青ネギ:お好みの量
・ラー油:少々
・フランスパン
作り方
①青ネギ、カニカマは細かく刻んでおく。フランスパンは厚切りにしてトーストしておく。
②クッカーに豆乳を入れ、火にかける。
③沸騰しそうになったら火を止め、(A)の調味料を入れて軽く混ぜる。
④フランスパンを浸し、青ネギ、カニカマを散らし、ラー油をかけたら完成!辛いのが苦手な方は、ラー油は抜きで。
温めた豆乳にお酢を加えることで、豆乳がおぼろ豆腐のようになります。台湾ではカニカマは入れませんが、今回は旨味を出すために入れてみました。大成功だっだと思います。
材料さえあればとっても簡単に作れるので、朝ごはんにも、小腹が空いた時にもおすすめです!
今回は、KindleでBRUTUS台湾編を読みながら、台湾の雰囲気とともにいただきました!あー台湾行きたい。
台湾で行ってみたい場所
台北101や九份、士林夜市など王道の観光スポットは大体回りましたが、まだまだ行ってみたい場所がたくさんあるので、忘れないよう書き留めておきます。
阿里山(アーリーサン)
阿里山というのは山の名前ではなく、阿里山山脈一帯の景勝地を指す地名。そのうちの1,400ヘクタールが「阿里山国家森林遊楽区」に指定されていて、鉄道、森林、雲海、日の出、夕霞という五大奇観で知られています。
阿里山に行った人の話を聞くと、まるで日本の屋久島のような神秘的な景色や立派な木をたくさん見れるとのこと。台湾は政治的な理由から、世界遺産条約を施行しているユネスコに加盟していないため、こうした世界遺産級の自然も、世界遺産には登録されていません。なので穴場とも言えそうです。
六合夜市
六合夜市は、高雄で最も大きな夜市。台湾の中心地といえば台北ですが、最近は高雄も観光地として注目を集め始めているようです。
高雄は港町なので、この六合夜市では、海鮮がたくさん並んでいるのだそう。台北の夜市とはまた違った楽しみ方ができそうです。高雄に行ったらぜひ行ってみたいスポットです!
以上、ワールドツアー台湾編でした!