バルト三国の一番北に位置するエストニア。その首都タリンの旧市街は、ロシアとヨーロッパの文化が融合した昔ながらの街並みが残っていて、まるでおとぎの国のような街並みです。
せっかくのすてきな街並み、ただぶらぶら観光するだけじゃもったいない。ということで、早朝ランニングしてきました!
目的地は旧市街の中にあるコフトウッツァ展望台。旧市街自体そんなに大きくないので、あちこち好きに走りながら1周して5kmくらいでした。
スタートはヴィル門
スタートは旧市街の入り口でもあるヴィル門。三角の赤い屋根がかわいいですよね。まさにタリンらしい建物です。ここからヴィル通りを走っていきます。
朝は花屋さんがずらりと並んでいました。ここのお花屋さんは、24時間営業しているそうです!日常的に花を買うヨーロッパの人の感性ってすてきですよね。
ラエコヤ広場
ヴィル通りを奥へ進んでいくとラエコヤ広場という開けた場所に出て来ます。昼間は多くの観光客で賑わう旧市街の中心的なスポットです。カラフルなおもちゃのようにかわいらしい建物が並んでいますが、全て雑貨屋さんやレストランなど、使われている立物です。
ラエコヤ広場のシンボル的な建物が旧市庁舎。600年以上前に建てられたそうで、歴史の深さを感じます。
コフトウッツァ展望台
ラエコヤ広場を抜けたら、コフトウッツァ展望台を目指して走ります。展望台なのでそれまでの道は登り坂や階段がありますが、そんなに急ではないので大丈夫!街並みを楽しみながら走りましょう。
展望台の近くにあるのが、アレクサンドルネフスキー大聖堂。この大聖堂だけ、旧市街に並ぶ建物とは異質な雰囲気。玉ねぎ頭のドームがロシアの雰囲気たっぷりですね。アレクサンドル3世が建てたそうです。そんな大聖堂を横目に、どんどん展望台へと登っていきましょう。ここまで来るともうすぐです。
これが展望台からの景色。このコフトウッツァ展望台からは、タリンの旧市街が一望できます。オレンジ色の屋根が特徴的な街なので、眼下一面オレンジ色に!圧巻です。旧市街内にはいくつか展望台がありますが、見える景色はここが1番おすすめです。早朝にいくと、観光客がほとんどいないのでこの景色を独り占めできますよ。
展望台の景色を満喫したら、また旧市街を下っていきましょう。ゴールのヴィル門まではほぼ下り道です。
まとめ
タリンの旧市街はとってもコンパクトなので、気の向くままに足を動かしてもそんなに遠くに行ってしまうことはありません。細い路地にもかわいい建物がたくさんあるので、ぜひ走りながら見つけてみてください。また、昼間の観光で行きたいところを朝のランニングでチェックするのもいいかもしれません。
タリンに行った際はぜひ、朝の街も走りながら楽しんで見てください!石畳なので、足に少し負担がかかるというところはご注意を。