Running

読めばきっと走りたくなる!走りに関するおすすめの本

2020年10月31日

ランニングのモチベーションを上げるにはいろんな方法がありますが、本を読んで気持ちを高めるのも1つの手段かと思います。

今回は私が読んでいて、やっぱ走るのっていいな〜、走りたいな〜と思わされた本をいくつか紹介します。

読むと走りたくなるエッセイ

ロング・ロング・トレイル(私の旅ブックス)/木村東吉

著者は、ファッションモデルでありながら、旅ランの先駆者でアウトドアの達人。世界中の大自然の中を遊びながら走り、旅をしてきた軌跡が綴られています。とにかく書かれている情景が壮大で、心躍ります。旅好き、アウトドア好きの私にとっては、こんなふうにランニングを楽しみたい!という憧れの姿です。

著者が出場してきた海外のアドベンチャーレースについても書かれていますが、その過酷さに震えます。でもそれがすごく楽しそうで、私もいつかやってみたいなと思わされました。とにかく、私ももっと頑張って走らないと!と思えるポジティブな本です。

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫) /村上春樹

村上春樹がここまで本格的なランナーだったということをこの本で始めて知りました。走ることとを小説を書くことと関連づけ、独特の観点から書かれています。走るということから、人生のあり方に至るまで考えさせられる本です。

とにかく、村上春樹の世界観、感性で走ることについて書かれていて、ついつい引き込まれてしまいます。読み終えた頃には、「よし、走るか」という気持ちになっていました。

BORN TO RUN 走るために生まれた―ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”(NHK出版)/クリストファー・ マクドゥーガル

これはもうランナーの中では超有名な本かと思います。「走るために生まれた」って、タイトルのインパクトがすごいですよね。

「どうして私の足は痛むのか」というシンプルな疑問から、様々な調査、冒険を経て行き着くのが、メキシコの秘境をサンダルだけで一昼夜走り続けるタラウマラ族。私も走っていて足を痛めることがちょちゅうなので、興味津々で読みました。しかもメキシコの秘境をタラウマラ族に会うために冒険するストーリーもわくわくします。

これを読んだらきっと、自分もサンダルで走りたい、という憧れを抱くのではないでしょうか。よくトレランなんかでもほぼ素足のような薄ーいサンダルだけで走っている人を見かけます。痛くないのかなーと思っていましたが、みんなこの本を読んだんだろうな!と納得しました。

読むと走りたくなる小説

新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫)/森見登美彦

太宰治の「走れメロス」は誰もが知っていると思いますが、それを現代版に、舞台を京都にリメイクしたのが、この小説です。リメイクというか、完全に新しい物語になっていて、森見ワールド全開。本当に馬鹿馬鹿しいです!

ちなみにこの文庫本自体は他に4つの物語が入っていて、すべて古典のパロディ(?)です。どれもとってもおもしろいです。

風が強く吹いている (新潮文庫)/三浦しをん

箱根駅伝を目指して走るランナーたちの熱くて爽やかな青春小説。ありきたりな感覚になりますが、無我夢中で仲間と一緒に1つの目標に向かっていくのって、いいなーと思います。学生時代の部活を思い出して、そのころの自分と重ね合わせると胸が熱くなります。そして、いろんな意味で走るっていいなーと思わされます。走ることの楽しさというよりは、かっこよさ、美しさを感じられる本ではないかと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。たまには足を休めて本を読みながら走ることについて考えるのも良いかもしれませんね。本を読むと走る楽しみが増す気がします。

またおもしろい本があれば、追加していきたいと思います!

  • この記事を書いた人

akari

25歳女子。 ランニング歴はまだ2年くらい。山に登ったり川や海で泳いだり、旅に出たり、外遊びが大好き。現在はアクアスロンにも挑戦中です。もともと超運動音痴なのですが、運動の得意不得意に関わらず、体を動かして外で遊ぶのは、めちゃくちゃ楽しい!ということを伝えたいと思っています。あと、大好きなスパイスカレーについても書きます!

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