Hiking

秋のススキが美しい岩湧山ハイキング

2019年11月24日

岩湧山(いわわきさん)は大阪府河内長野市にある山。標高は897.7m。日本新百名山の一つで、関西を代表する縦走路「ダイヤモンドトレイル」の一つでもあります。1年間を通じて登山を楽しめますが、山頂にあるススキの草原の見頃は9月中旬から11月中旬ということで、ハイキング仲間3人でススキの絶景を求めて登ってきました! 

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今回は、山頂北側の梺にある「岩湧の森」から登山スタート。駐車場は第1〜6まであり無料で、「四季彩館」という案内所にに一番近い第1駐車場に車を駐めました。山頂付近までトイレは無いとのことだったので、四季彩館でトイレを済ませて出発です。

四季彩館の案内マップをみると、山頂へはいくつか登山コースがあるようでした。

四季彩館から頂上へ向かうコースは2つ。

・健脚向けコース60分(きゅうざかの道から)
・一般向けコース90分(いわわきの道から)

うーん…。地図を見たところ、圧倒的に「きゅうざかの道」が最短。ただ、どれくらい急な山道なのか…。
悩みつつも、勇気を持って健脚向けのきゅうざかの道を選びました。

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登山口はこんな感じ。看板をよく見ると、「階段多し」と書いています。覚悟を決めて登り始めました。
看板の通り、ひたすら階段が続きました。しかも山あるあるですが、一段がかなり高い。身長156cmの私だと、手をついて登らないといけないほど高い段もありました。さすが「きゅうざかの道」、かなり急です。

出発した頃は肌寒く、防寒対策をして登っていましたが、最終的には半袖になるほどキツめの坂道でした。ただある程度舗装された道なので、足元は歩きやすかったです。途中休憩を挟みながら登りました。

ちょうど紅葉の時期で風景を楽しみながら登ることができました。木漏れ日もすっごく綺麗です。たくさんの落ち葉で真っ赤な絨毯みたいになっている道もありました。滑らないよう注意は必要です。

どういう区切りかは分かりませんが、○/13という表示があり、これを目安にどれくらい登ったかが分かりました。この6/13地点で脚はかなりパンパンでしたが、まだ半分ではありません…。

ヒィヒィ言いながら何とか13/13地点に。ようやく平らな道で嬉しい!この林を抜けるとススキの草原が待っています!

ススキの草原。本当に一面がススキです!この日は快晴だったので、青い空と黄金色のススキとのコントラストがとっても清々しくてきれいでした。
見晴らしも良く、近くのPLの塔はもちろん、六甲山や淡路島までもが見渡せます。ここまで頑張って登ってきた甲斐があったなーと、疲れが吹き飛ぶ絶景でした。

梺の案内所では山頂まで60分と書いてありましたが、速めのペースで登ったので、40分くらいで到着しました。10時前くらいだったので人はまばらで、山頂の景色を独り占めすることができました。ここから昼にかけて人がどんどん増えていき、12時頃には大勢の登山客でいっぱいになっていました。ですので朝早めに登るのがおすすめです。

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さて、今日の山ランチはアヒージョと雑炊。

アヒージョは本当に簡単で、私の定番山メニューになりつつあります。
クッカーにオリーブオイルと塩、コショウ、鷹の爪、きざみにんにくを入れて温め、好きな具材を入れて火を通すだけ。今回は冷凍の海鮮ミックスを入れました。この時期だと山頂に着く頃に程よく解凍されていました。これにフォカッチャを添えていただきます。

雑炊は、お好みのコンビニおにぎりにツナ缶、塩昆布、水を適量入れて一煮立ち。簡単ですが、体に染み渡るおいしさです。

この日は天気が良かったので、山頂でかなりのんびりしてしまいました。帰りも同じルートで下山。登りのキツさがない分、紅葉を楽しみながら降りることができました。

最後に登山とは関係ありませんが、近くの河内長野駅にある「ツルザワくだもの」のフルーツサンドがおいしいとの噂を聞いていたので、立ち寄ってみました。肉厚のフルーツがとってもみずみずしくて美味しかったです!岩湧山を登る際は、ここもコースの一つに入れてみてはいかがでしょうか。

  • この記事を書いた人

akari

25歳女子。 ランニング歴はまだ2年くらい。山に登ったり川や海で泳いだり、旅に出たり、外遊びが大好き。現在はアクアスロンにも挑戦中です。もともと超運動音痴なのですが、運動の得意不得意に関わらず、体を動かして外で遊ぶのは、めちゃくちゃ楽しい!ということを伝えたいと思っています。あと、大好きなスパイスカレーについても書きます!

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