最近は本当にあたたかいですね。
コロナの話題で持ちきりの今ですが、自然界ではそんなこともお構いなしに、今年もたくさんの植物が生き生きとし始めています。
そしてもうすぐ、葛城山のツツジが満開になる頃です。今回は、私が過去に登った時の写真を振り返りつつ、コースをご紹介したいと思います。
自然のツツジが圧巻の大和葛城山
大和葛城山は、奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村の境に位置する標高959.2mの山。
金剛生駒紀泉国定公園内にあり、北側の二上山と南側の金剛山と共に金剛山地のひとつです。
そんな葛城山と言えば、やはり山頂に広がる自然のツツジ!100万本とも言われているそうです。もう本当に真っ赤!圧巻です。
山頂付近が高原状になっていて、360度の大パノラマが楽しめるので、登った達成感がとても大きいと思います。ツツジの木の間を通り抜けることもでき、まるでツツジの中に迷い込んだように、全身でツツジを感じることができるんです。
ツツジの見頃は5月中旬ごろ。ちなみに秋にはススキも楽しめます!
葛城山登山コース
北尾根コース
葛城ロープウェイ前(90分)→830m地点(35分)→大和葛城山(25分)→830m地点(76分)→大和葛城山
距離:約3.2km
CT(コースタイム):登り150分/下り100分
最も定番の北尾根コースは、葛城山への登山コースの中ではメインルート。ロープウェイ駅からスタートできるのでアクセスが良く、初心者にもおすすめです。
眺めの良い場所がいくつかあり、それほど険しくないので、ゆっくり楽しくハイキングを楽しむことができると思います。
櫛羅(くじら)の滝コース
葛城ロープウェイ前(19分)→くじらの滝(101分)→大和葛城山(81分)→葛城ロープウェイ前
距離:約3.1km
CT(コースタイム):登り120分/下り90分
こちらもロープウェイ駅から始まるルート。開かれた登山道なので比較的歩きやすいのですが、階段が多いので、少々きつく感じるかもしれません。
「櫛羅の滝」を滝が見ることができるのがポイントです。
天狗谷道コース
葛城登山口(70分)→734m地点(50分)→925m地点(5分)→大和葛城山
距離:約3.5km
CT(コースタイム):登り120分/下り70分
とにかく自然を満喫できるコース。沢沿いを進みながら、途中に軽い岩場を鎖で登など、ちょっとしたアスレチック感覚が味わえます。
歩きにくいところもあるので、山登りに適した動きやすい服装、特に靴などに注意して登りたいでね。
ロープウェイでも登れる
ツツジは見たいけど、歩いて登のはちょっと…という方もいるかと思います。
そんな方はもうロープウェイを使っちゃいましょう!
ちなみにツツジの季節にはとっても混んでいて、待ち時間も長いです。今はコロナ禍ということもあり、対策を取られていると思うので、訪れる前には公式ページなどを確認することをおすすめします。
おわりに
葛城山と言えば、私は中学生の頃の遠足で登った記憶がありますが、その頃は登山が好きだったわけでもなく、ツツジの季節でもなかったので、とにかく苦行でした…。
でも当時のコースは覚えていませんが、中学生が団体で登れるくらい、登りやすい山なので、初心者の方にもおすすめです。
ツツジは5月中旬が見頃ということで、その頃には緊急事態宣言が明け、コロナが収束に向かっていることを願うばかりです。