ミニベロで行くのんびりサイクリング。
折りたたみのミニベロ、DAHON k3で、秋の篠山城下町を散策してきました。
今回まわったスポットやコースをご紹介します。
散策コース
今回走ったコースはこんな感じ。と言っても、散策範囲はそんなに広くないので、この通りに回らなくても全く問題ありません。特に城下町周辺は自由気ままに行きたいところを目指して散策するのが良いと思いますが、効率的に回る場合の参考までに。
走行距離:15km
獲得標高:76m
散策スポットの紹介
今回巡ったスポットをコースの順番にご紹介します。
篠山口駅からスタート
スタートはJR篠山口駅。駅のすぐそばにレンタサイクルもあるので、自転車を持っていかなくても、サイクリングが楽しめます。電動アシスト自転車と、普通の自転車が置いてありました。スポーツバイクはありません。
大地山まけきらい稲荷
どストレートな名前のお稲荷さん。商売繁盛、勝利守護、合格成就など勝つことに関したご利益のある神として信仰されているそう。私も負けず嫌いなので、しっかりお参りさせていただきました。
入り口の赤い鳥居のトンネルは圧巻でした。狛犬や絵馬などいろんなところが狐になっているのもユニーク。ちょっと癖のある顔がかわいらしかったです。
大地山陶器所
まけきらい稲荷のすぐそばにある、大地山陶器所。
王地山焼の始まりは江戸時代末期ですが、明治2年に廃窯となり、一時は幻の磁器と呼ばれていました。今は有志によって復活し、その美しい色合いと繊細な表情が高く評価されてるとのこと。青磁の美しい焼き物が印象的で、ショップを見ているだけでも惚れ惚れします。
器とくらしの道具 ハクトヤ
ハクトヤは、城下町の中にあるすてきなお店。全国各地の焼き物や、世界中から集まった雑貨、ヴィンテージ品などなど、珍しくてキュンとするアイテムが所狭しと積まれていて、ついつい長居してしまいます。もうとにかく素敵!が詰まったお店でした。
マドラスカフェ
お昼ごはんは、南インドスタイルのカレーがいただけるマドラスカフェで。ワンプレートの中に、カレーやおかずが乗っていて、それらを混ぜ合わせて食べるスタイル。辛さは控えめながら、いろんなスパイスの香りが効いていて、とってもおいしかったです。こじんまりとした白が基調のお店の雰囲気も居心地が良かったです。
篠山城大書院
篠山城大書院は、1609年、篠山城と同時に建てられ、木造住宅建築としては非常に規模が大きく、現存する同様の建物の中では京都二条城の二の丸御殿遠侍に匹敵する建物だそう。1944年に焼失しましたが、2000年に再建されました。
壮大な迫力のある天守閣ではないですが、静かで荘厳な佇まいが魅力的でした。内部は篠山城に関する展示がされています。
丹波栗菓匠大福堂本店
創業明治26年の、老舗の和菓子屋さん。丹波栗や丹波黒豆など、丹波篠山の特産物を使った和菓子をたくさん作られています。丁寧に作られた季節を感じられる和菓子がとっても人気なお店です。私は名物の黒豆大福をいただきました!黒豆のコクがしっかり感じられてお餅もやわらかい、めちゃくちゃおいしかったです。
お堀の近くをぶらぶら
篠山城跡のお堀のそばには、お土産物やさんやカフェなどいろんなお店がたくさん並んでいます。10月はじめのこの季節には、丹波の黒豆や丹波栗がたくさんありました。お土産物屋さんにも、黒豆を使ったスイーツやグルメがたくさんあり、豆好きにはたまりません…!
雪岡市郎兵衛洋菓子舗
雪岡市郎兵衛洋菓子舗は、チーズケーキ専門店。テレビなどのメディアにもたくさん取り上げられている人気店です。ほんとにいろんな種類のチーズケーキがおいていますが、やっぱり気になるのは丹波黒豆のチーズケーキ。大きい豆がゴロゴロと入っていて、豆のうまみとコクが濃厚でした。もちろん、チーズケーキ自体の生地もめっちゃおいしかったです!
AOBA POTTERY
AOBA POTTERY(アオバポタリ)さんは、ちょっとユニークでかわいらしいデザインの陶器を作っておられる工房。ほっこりする色味やユーモアのある絵柄がすてきでした。器を中心に、いろんな作品を販売されています。
以上、篠山城下町散策サイクリングでした!黒豆に栗と秋の味覚がつまった丹波篠山。自転車で走っていても、程よい涼しさで気持ち良いです。普段自転車に乗らないという方でも、ぜひレンタサイクルで散策してほしいまち!アップダウンもほぼなく、車通りも多くないので、おすすめです。