Hiking

奈良・大和三山の一つ耳成山ハイキングコース

2020年3月22日

今回は私の地元、奈良県にそびえる3つの低山、「大和三山(やまとさんざん)」の一つ、耳成山(みみなしなま)をかるーく登ってきたので、紹介したいと思います。

大和三山とは

そもそもみなさん、大和三山ってご存知ですか?大和と言えば奈良県。奈良県の大和盆地南部にそびえる3つの山、耳成山(みみなしやま)、香具山(かぐやま)、畝傍山(うねびやま)の総称で、国の名勝に指定されています。万葉集にも詠まれているほど古くから愛されている山々なんです。

標高は、耳成山が139.6m、香具山が152m、畝傍山が198.8m。めっちゃ低いですね。なので、3つの山を一日で全て回るのも可能。この3つの山に囲まれた平野部には、飛鳥時代の都、藤原宮の跡地、藤原宮跡などもあり、山とその周辺を散歩するのもいいかもしれません。

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耳成山ハイキングコース

アクセス

近鉄大阪線の大和八木駅からも歩いて約15分。

駅から東へ進んでいくと、明らかに低い山がぽつんと見えると思います。そこを目指して歩いていけば、迷うことはないでしょう。

ちなみに入山料金はありません。

耳が無い山、耳成山

耳成山

耳成山はどこからから見ても、きれいな山の形をしています。上空写真で見てもきれいな円錐形をしていて、余分な凹凸が無い=耳が無いという意味で、「みみなしやま」と名付けられたとも言われています。

ぜひ登る前に、外から見たきれいな形も楽しんでいただければと思います。

鳥居をくぐってスタート

山口神社は、耳成山の中腹にある神社。今回は山の南側にあるこの神社の鳥居をくぐって登り始めました。

鳥居をくぐった後は、足の燈篭がずらりと並ぶトレイルが続きます。夕方に登ったのですが、正直、怖い。いつお化けがでてきてもおかしくない雰囲気です。

道はあまり舗装されていなくて、人が通ったところが道になっているという感じ。歩きやすいとは言えませんが、過酷な道ではありません。普通のスニーカーで歩けます。私はトレランの練習にと走ったので、ちょっと滑りやすいなあと感じるました。

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山口神社を経て山頂へ

10分くらい登っていくと、山口神社の境内がでてきます。いつ建てられたかは定かではないそうですが、1世紀頃には雨乞の神社が行われていたとか。

ここから山頂はすぐ。神社に向かって左側に山頂に続く道があるので、そこを登っていきましょう。

山頂はこんな感じ。何もありません。木が生い茂っているので、眺望もほぼありません。まさに里山の雰囲気です。人気もないので、のんびりするにはちょうどいいんじゃないかと思います。

少し待っていると、夕暮れ時に。木々の間から見える山に沈む夕焼けがとってもきれいでした。

あとは下り。道が凸凹なので気をつけて下りましょう。

まとめ

30分くらいあれば往復できると思います。とびきりきれいな景色を見れるというわけではありませんが、気分転換で自然に触れたいというときに、気軽に登れるのでちょうどいいのではないでしょうか。大和路散策のついでにも、ぜひ一度立ち寄ってみてください!

  • この記事を書いた人

akari

25歳女子。 ランニング歴はまだ2年くらい。山に登ったり川や海で泳いだり、旅に出たり、外遊びが大好き。現在はアクアスロンにも挑戦中です。もともと超運動音痴なのですが、運動の得意不得意に関わらず、体を動かして外で遊ぶのは、めちゃくちゃ楽しい!ということを伝えたいと思っています。あと、大好きなスパイスカレーについても書きます!

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