距離:84km | 獲得標高:1100km
瀬戸内海にあるオリーブや醤油で有名な島、小豆島を1周するサイクリングコース「マメイチ」のご紹介です。
1周84kmですが、獲得標高は1100mと、アップダウンは多め。とはいえ、それほど高い山や斜度の大きい坂はなく、初心者の方でも程よく楽しめるコースだと思います。海沿いを走る道がほとんどなので景色もキレイです!
コース紹介
ジャンボフェリーで神戸から小豆島「坂手港」へ
大阪から出発する場合、神戸三宮のフェリーターミナルからジャンボフェリーに乗り、小豆島へ渡ります。ジャンボフェリーは、平日は1日に3便、休日は1日に4便と、本数が多くありません。
小豆島は、坂手港という南東にある港に到着します。ここから時計回りにサイクリングスタートです。
ジャンボフェリー
https://ferry.co.jp/
マルキン醤油記念館
坂手港を出発して数キロのところにあるのが、マルキン醤油記念館。小豆島は醤油の産地としても有名で、マルキン醤油は大きな醸造所の近くに記念館を構えています。醤油の作り方や歴史やなどなど、分かりやすく展示されています。お土産物屋さんには、醤油関連の食品や醤油ソフトクリームも!
マルキン醤油記念館
https://marukin.moritakk.com/kinenkan/
道の駅 小豆島オリーブ公園
小豆島といえばオリーブ!島中にたくさんのオリーブ畑があります。そして観光スポットとして人気なのが、道の駅小豆島オリーブ公園。小高い丘の上にあり、瀬戸内海のブルーと、オリーブ畑のグリーンが一望できます。園内には、2000本のオリーブの木をはじめ、ギリシャ風車や、映画「魔女の宅急便」のロケセット、幸せのオリーブ色のポストなどなど、見所がたくさん。
道の駅では無料で、魔女の宅急便のホウキを借りれるので、園内のいろんなところで映え写真が撮れるのも楽しいです。
道の駅 小豆島オリーブ公園
https://www.olive-pk.jp/
エンジェルロード(天使の散歩道)
小豆島の西側、土庄町にあるエンジェルロード。1日2回、干潮時に海の中から砂の道が現れます。大切な人と手をつないで渡ると、願いが叶うのだとか。映画「ぼくとママの黄色い自転車」「瀬戸内海賊物語」のロケ地にもなったそうです。
砂浜なので、自転車に乗って渡ることはできませんが、なんともロマンチックなフォトスポットです。
世界一狭い土渕海峡
世界一狭い海峡としてギネスブックに認定されているのが、土庄港の近くにある土渕海峡。確かに、海峡なのか?と思うほど狭い…特に絶景というわけでも、何か面白い体験ができるというわけではありませんが、せっかく通るなら一見の価値ありです。
海を眺めながらサイクリング
小豆島1周は海沿いの道がほとんど。キレイな海を眺めながらサイクリングができます。
大坂城残石記念公園
小豆島の北側には大坂城残石記念公園があります。戦国時代の終わり、冬・夏の陣で落城した大坂城を修築する際に切り出され、使われることなく放置された40個の残石を中心に整備されたそうです。
近くには小さな喫茶コーナーやお土産さんも併設されているのでひと休みできます。
大坂城残石記念公園
https://www.town.tonosho.kagawa.jp/gyosei/soshiki/shogai/4/505.html
石の絵手紙ロード
小豆島は、石の産地としても有名。北側の海沿いの道には所々に石の絵手紙が設置されています。「小豆島からの手紙」をテーマに全国から募集した絵手紙をコラボレーションさせたそうです。地元の石工職人が受け継いできた技術と、作家の想いを乗せた作品はそれぞれ個性があり、どんな作品があるのかな〜と絵手紙を探しながら走ってみるのも楽しいですね。
オリーブドリンクでひと休み
オリーブで有名な小豆島は、島のいろんなところでオリーブを使ったグルメやスイーツなどたくさんあります。サイクリング中の水分補給にも、せっかくなのでオリーブドリンクを!
クセがなくさっぱりと飲めるオリーブサイダーや、オリーブが香るオリーブ茶がおすすめ。オリーブ茶はすこーしだけ苦味があります。
坂手港に戻ってゴール
スタートした坂手港まで戻ったら1周完了。フェリーで神戸に戻ります。ちなみに坂手港からは、高松行きのフェリーも出ています。港の近くには旅館も多いので、1泊するのもあり。ジャンボフェリーには、男性は大浴場、女性はシャワールームがあり、汗を流せます。